芦田愛菜は他殺だった?『最高の教師』メインビジュアルに隠されたミスリード

蘆田愛菜 

蘆田愛菜 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

8月12日、松岡茉優が主演を務める連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)第5話が放送された。ストーリーの本筋に関わる大きな謎が解明され、反響を呼んでいる。

ドラマは、2019年1月期の菅田将暉主演『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(同系)を手掛けた制作陣による意欲作。卒業式の日、担任クラスの生徒の誰かに殺害された高校教師・九条里奈(松岡)が1年前にタイムスリップし、「30人の容疑者」を再教育する物語だ。

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第5話ではなんと、女子生徒・鵜久森叶(芦田愛菜)もタイムスリップしていて、人生をやり直していることが判明した。

「九条の人生一週目で鵜久森は、イジメを苦に自殺したとされている女子生徒。しかしそんな鵜久森が、九条から励まされたことで急に人が変わったかのように行動的になってリーダーシップを発揮するなど、これまで不可解な点がいくつかありました。

様々なモヤっとする要素が、鵜久森も〝人生をやり直している〟と仮定すると、見事に解決します。第5話でのタイムスリップ告白に、視聴者は驚きつつも、スッキリした様子でした」(芸能ライター)

タイムリーパー鵜久森の知られざる苦悩

ただタイムスリップを明かしたことによって、新たな謎も生まれることになる。

「九条の人生2週目でも鵜久森は、1週目と同じようにいじめられていた。人生をやり直しているなら、この未来を変えることができたはず。あえて変えなかったのは、誰かをイジメから守るため、わざと自分がターゲットになっているから、と考えられます」(同・ライター)

鵜久森がもともと行動的で正義感の強い女性だったと仮定すれば、九条から励まされ、すんなり人格が変わったことも納得だ。というより、本性を現しただけと言える。

ただ、そう仮定すると、また新たな謎が生まれる。鵜久森の死因だ。

「九条は鵜久森がイジメを苦にして自殺したと考えていますが、鵜久森の本来の性格を考えると、そうするとは思えない。そこで、鵜久森が実は誰かに殺された可能性が浮上してきました。

ドラマのメインビジュアルは、九条と鵜久森が真っすぐ前をむいて、『私を殺したのは誰ですか?』というキャッチコピーがつけられている。九条のセリフかと思いきや、九条と鵜久森の2人のセリフなのではないでしょうか」(同)

第5話のラストでは、女子生徒・東風谷(當真あみ)が「私さ、もしかしたら鵜久森さんのこと、好きかもしれないんだ」と鵜久森に告白していた。

事件に東風谷が深く絡んでいる可能性が高そうだが、はたして…。

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