草彅剛ドラマ「戦争シリーズ」新作制作へ 次の舞台は不動産か医師の下剋上に…?

草彅 剛 

草彅 剛  (C)まいじつ

草彅剛主演のドラマ〝戦争シリーズ〟が、来年、再び放送されるという。

今年1月期、関西テレビとフジテレビは、草彅主演の政界ドラマ『罠の戦争』を放送。ジャニーズ圧もあり、まったく宣伝されなかったものの平均視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。その良作ぶりが評価された。

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「ジャニーズ圧があっても内容がよければ、視聴者はついてくる。そんな感じでしたね。かつて視聴率の合格は10%。最近ではネットで見る人間も増えたので9%で合格と見る向きは多い。

ただ草彅ドラマは関西地区で13%台を出すなど、関東と全然違った。関東でもっと宣伝すれば視聴率も上がったでしょう」(テレビライター)

ちなみに4月期に放送された木村拓哉主演の警察ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)が大宣伝で放映。視聴率9.8%と、まるで振るわなかった。

「ひと言でいえば、宣伝力の差でしょう。草彅ドラマにもっと宣伝をかければ、関東でも10%以上はいっていたはず。しかも不愛想で若手刑事をいじめ抜く姿は、木村演技の定番。喜怒哀楽もなく盛り上がりもない。もう木村の演技は飽きられています」(前出・テレビライター)

草彅剛の次なる戦争ドラマは…

一方、草彅は昔から俳優としての評価が高かったが、「罠の戦争」でますます高まった。

「ドラマでは大臣に尽くす誠実な秘書役で登場。それがどんどん権力欲、金銭欲に取りつかれ、大臣や後継の息子を蹴落として政治家に当選してしまう。温和だった目も、欲にまみれて鬼のような目に変化。これが草彅の実力でしょう」(同)

草彅は10月よりNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演予定。今冬は同じくNHKの特番ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』で主演を務める予定だ。

「草彅の演技は、すでにNHKも認めているということです。NHKドラマをひとしきり終え、関西テレビのドラマに出演予定。来年4月以降だと思われます。草彅ドラマは『銭の戦争』(2015年)、『嘘の戦争』(2017年)、『罠――』にしても下から這い上がる内容が多い。次作は不動産か、医師の戦争だという話です。権力者を蹴落とす内容はほぼ確定では」(テレビ局関係者)

草彅ドラマに期待だ。

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