朝ドラ『らんまん』一発屋芸人に呆れ声! 世界観をぶち壊す“ギャグぶっこみ”が大不評「私は苦手だなぁ」

神木隆之介 

神木隆之介 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

9月8日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』に、お笑いコンビ『U字工事』がチョイ役で出演。同作における芸人の出演率の高さに、賛否がわかれている。

寿恵子(浜辺美波)は東京・渋谷ののどかな町並みに魅せられ、茶屋を開きたいとの思いを巡らせる。再度渋谷を訪れると、そこには弘法湯で身を清めてお参りに行く旅人や、元芸者の女性2人組、茶屋で出された「ボーロ」というお菓子など、さまざまな出会いがあった。

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寿恵子は、あらゆる人があらゆる目的で訪れるこの町への思いを一層深め、弘法湯の荒谷(芹澤興人)に、人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。

そんなストーリーで、U字工事の2人が演じたのは、大山参りのため弘法湯にやってきた旅人役。とある宿の近くを散策していた寿恵子は、旅人が「やっと着いたなぁ~! 今日からは弘法の湯だぞや!」「いや~命が延びるべぇ~!」と意気揚々とする様子を目撃する。

宿の従業員が「おすすぎ、お持ちしました!」と水の入った桶を持ってくると、旅人の1人が満面の笑みで「いや~! ごめんねごめんね~!」と感謝。一同が笑い合う微笑ましい光景を、寿恵子も笑顔で眺めるのだった。

クールポコにジョイマンにアキラ100%も…

「U字工事の代表的なギャグ『ごめんねごめんね~!』の登場に、さぞお茶の間は沸いたことでしょう。しかし、その一方で芸人のチョイ役出演をよく思わない声も多い。同作はこれまで『クールポコ。』小野まじめや、『ジョイマン』高木晋哉、アキラ100%らのお笑いタレントが次々と登場。それぞれ『なぁ~に~?』『ナナナナー』と、ドラマ内でギャグをぶち込んでいます」(芸能ライター)

こうしたお笑いタレントの起用に、好意的な意見もあがっている。しかし一方で《持ちネタ言わせるの、私は苦手だなぁ》《朝ドラにお笑い芸人がこれでもかと出演するのは…》と眉をひそめる視聴者も。

「特に郵便配達員役で出演したジョイマン高木に関しては、流れをぶったぎるように登場した上、『ナナナナーナナナナーこんにちは槙野さん。郵便です』とギャグ風のセリフを披露。しかし、ネタとセリフが噛みあっておらず、違和感があり、微妙な空気に包まれました。民放ドラマでやるならまだしも、朝ドラで、しかも時代劇の中でギャグを披露するのは世界観ぶち壊しと言わざるを得ない」(同)

せめてセリフとギャグを自然に馴染ませてほしいものだ。

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