広末涼子『らんまん』ノーカットの謎…“朝ドラ出演”はこれで最後か

広末涼子 

広末涼子  (C)まいじつ 

不倫騒動で活動自粛中の女優・広末涼子が、6月30日放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』に出演。NHKが出演シーンをカットしなかった理由に納得の声があがった。

この日の放送では、万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の祝言の席が描かれた。万太郎の祖母・タキ(松坂慶子)は、分家の男衆に対し、これまで本家と分家を差別してきた態度をわび、これからは手を取り合ってともに商売に励んでほしいと話す。

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反発を食らうタキだが、万太郎の亡き母・ヒサ(広末)が亡霊となって登場し、タキに向かって微笑む。

後日、万太郎はタキを連れてヤマザクラを見に出かける。そこで、病にかかったヤマザクラの命を接ぎ木でつなぐという万太郎のやり方に感銘を受けたタキ。その脳裏には、万太郎が生まれたばかりのころの思い出がよみがえる。

赤子の万太郎を抱いたヒサと、養女として槙野家にやってきた万太郎の姉・綾と4人で、らんまんに咲いたヤマザクラを鑑賞するというシーンだった。

そもそもカットしようがなかったが…

「タキの時代が終わり、万太郎や綾らの新世代に継がれていくことを、ヤマザクラをとおして描いた感動回。

広末さんが亡霊となって現れるシーンはカットできたとしても、ヤマザクラを鑑賞するシーンはカットできない…視聴者の誰もがそう感じた重要な場面だったでしょう。

広末さんのW不倫が発覚し、出演シーンの放送について『総合的判断をとる』と消極的な回答をしていたNHKですが、結果的にカットしなかった。

英断とも受け取れますが、ただシンプルに物語のテーマを示す重要なシーンだったからと理解できます」(芸能ライター)

とはいえ、これが広末の最後の出演シーンになるとの予想も…。

「これで広末さんは完全にお役御免。新たな撮りおろしシーンはないと考えていいでしょう。

ヒサは万太郎に植物学を志すきっかけを与えた人物ですが、寿恵子という新たなやる気エネルギーを得た万太郎にとってはもう必要ない。出演しても、最終週の回想シーン程度で十分です」(同・ライター)

NHKもこれで一安心だろう…。

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