急逝・HEATHさん「コンサートがやりたいです」『X JAPAN』の再始動を望みながら叶わぬまま…

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『X JAPAN』のベーシスト・HEATHさんが亡くなっていたことがわかった。報道によると、患っていたガンが急速に進行し、メンバーたちと別れの挨拶ができる時間もなかったという。

「『X JAPAN』のメンバーが亡くなるのはこれで3人目。バンド解散直後の1998年にギターのHIDEさんが自宅で事故死。さらに2011年に元ベースのTAIJIさんが首を吊って自殺。そして今度はHEATHさん。メンバーは何かと災難に巻き込まれているケースが多く、リーダーのYOSHIKIを心配する声があがっています」(音楽ライター)

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そもそも『X JAPAN』が一度解散に至った経緯は、ボーカルのTOSHIがセミナー団体に洗脳されて脱退を希望したからだ。

当時、HIDEさんは最後までグループの解散に反対しており、解散後もTOSHIの代わりとなるボーカルを見つけて再始動しようとYOSHIKIと約束していたが、その直後に亡くなってしまった。

HEATHさんの突然の訃報に動揺広がる

「2007年の再結成後は、しばらくトラブルなく活動していたが、2016年にギターのPATAが緊急搬送されて、予定されていたライブが中止になるハプニングが発生。PATAはタバコと酒と野球を愛する昭和のオヤジで、メンバーの中で一番不摂生と言われていました。

YOSHIKIも彼の身体を気遣って、酒とタバコをやめるよう何度も促していました。逆に、ストイックで一番若いHEATHさんの健康を心配する声などあがっていなかっただけに、今回の訃報はあまりも突然だったのです」(同・ライター)

HEATHさんは、1992年にTAIJIさんの代わりに『X』に加入。HIDEさんが彼をスカウトし、YOSHIKIに紹介したという。

「前任のTAIJIさんが派手なプレースタイルだった分、HEATHさんは地味だと言われがちでしたが、職人気質の演奏を評価する声も多かった。

2018年以降、『X JAPAN』が活動していない時もずっと自宅で演奏の練習をしていて、いつ招集がかかってもいいように腕を磨き続けていたといいます。また、誕生日にYOSHIKIと出会った際には、欲しいものを聞かれて『コンサートがやりたいです』と答える場面も。

グループの中で真面目タイプのSUGIZOと相性がよく、彼のソロライブにゲスト参加するなど、良好な関係を築いていました」(同)

先月の『BUCK-TICK』の櫻井敦司さんに続き、立て続けのレジェンドロッカーの急逝となってしまった。

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