パ・リーグ排除で野球ファンからヤジ!『珍プレー好プレー』時間配分があからさま「プロ野球ってなんですか?」

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

毎年年末放送の特番『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)が、12月7日に放送された。その内容にパ・リーグ球団のファンからヤジが飛び交っている。

番組はおなじみ「珍プレー」の元祖で、今シーズンの試合中に飛び出した爆笑シーンやファインプレー、過去の名場面や練習中の映像も放送。今年はWBCで侍ジャパンが世界一になったこともあり、大会シーンやメジャーリーグの映像も多数放送された。

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特に多かったのは、日本人初のメジャーHR王や、史上初となる2度目の満票MVP、WBCでもMVPになった大谷翔平の映像。大谷は移籍先も話題になっているため、スタジオでは野球解説者やタレントたちが去就を予想していった。

メジャー関連では他にも、日本代表初の日系選手となったラーズ・ヌートバーが登場。MCの中居正広、『アンタッチャブル』厳選の珍プレー映像を視聴し、誰のチョイスが最も面白かったかをペッパーミルで判定する企画が行われた。

また国内からは、38年ぶりの日本一に輝き、「アレ」で流行語大賞も獲得した阪神タイガースの珍プレーを特集。大谷、ヌートバー、阪神と、今年球界で話題のトピックスにスポットを当てた3時間となった。

パ・リーグファンが放送内容にブチギレ

これに不満を感じたのがパ・リーグのファンだ。メジャーや阪神がメインだったため、パ・リーグの映像はあまり放送されず、ファンとしては物足りなさを感じたようだ。

視聴者からは《パ・リーグファンが思った事『パ・リーグTV見た方がマシ』》《2割芸人トーク 3割阪神 5割大谷翔平なんですが、プロ野球ってなんですか?》《大谷すごい阪神すごいだけの内容だった》《セのファンでも虎党以外は微妙だった》《翔平は納得なんですけど、阪神に半分くらいの時間を費やすのが嫌》といった声が相次ぎ、アレならぬ荒れ模様と化した。

「パ・リーグには、珍プレー好プレー特集YouTubeチャンネル化している『パ・リーグTV』があるので、同じ映像を流したところで不満の声が上がっていたでしょう。WBCで優勝したといえど、地上波で野球中継が少なくなっている今、『珍プレー好プレー大賞』は貴重な野球の話題を取り上げる番組です」(芸能ライター)

「人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグ」ということなのだろうか…。

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