『日向坂46』“パイプ椅子ライブ”で返金騒動に発展! ファン激怒の不祥事「お金で解決できる話ではない」

日向坂46

日向坂46 (C)まいじつ 

『日向坂46』の運営が、ファン以外からも批判を浴びて炎上している。原因は12月9~10日に開催されたコンサートだ。

2日間のコンサート会場は横浜・Kアリーナ。9日は1期生・潮紗理菜の卒業セレモニーが開催された。

「Kアリーナは、すり鉢状の客席構成になっていて、ステージ上からの目線に近い高さに〝レベル3〟という客席エリアが存在します。このエリアの前列中央である99番から116番までの席は、いわば、ステージ上から見て正面にあたる良席でした」(アイドルライター)

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しかし、公演中の2日間において、このエリアは機材席として用いられていた。にも関わらず、コンサート事務局は観客席としてチケット販売。〝存在しない座席を販売する〟という大規模な発券ミスを起こしたのだ。

会場に着いてから「座席がない」と知ったファンは、さぞ悲しみに暮れたことだろう。事務局は急遽、当該座席のファンを、後方エリアに設置したパイプ椅子に着席させる措置で対応している。

しかし、人数とスペースの問題により、ファンは当初予定されていたエリアよりも奥まった場所で、すし詰めでの着席を余儀なくされる。また、段差がないためステージが見づらく、思い出になるはずの卒業公演は地獄へと変貌してしまった。

卒業セレモニーを台無しにされた怒りが収まらず

当然ながらこれは炎上し、ファンの間で大騒動に発展している。

現地のファンは《6列目だったのに機材席で埋められてて恐らく120人ほど? 29列目の後ろにパイプ椅子置いて座らされてる》《スタンド最後列のさらに後ろの平地にパイプ椅子3列くらい置かれてそこで観覧 段差無いから前の人が被ってステージが全く見えない》など、その被害を訴えかける。

「200近い座席が急に確保できるはずもなく、2日目公演も同様のパイプ椅子で対応されることになりました。席移動を余儀なくされたファンは運営に直接問い合わせ、事務局は謝罪。該当者には、チケット代と手数料の返金を行うと発表しています」(同・ライター)

だが、卒業セレモニーという舞台を台無しにされたファンは怒りが収まらず、他のファンも同志として怒りをあらわに。

ネット上には《チケット売った後に席潰すとかありえない》《交通費やら宿泊費も出せよ…》《席移動の人達の話見てると、ステージ見えないどころかモニターすらまともに見えなかったりする》《お金で解決できる話ではない》《もう終わりだねこのグループ》などと怒号が飛び交ったのだった。

「グループ運営はコンサート運営を担う会社の不手際としており、責任のなすりつけ合いに見えることも、怒りの業火に油を注いでいるようです」(同)

日向坂のライブは、今回のKアリーナが2023年内最後だとされている。ライブで最強になりたいと語っているグループだが、今後が不安だ。

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