滝沢秀明　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ　

滝沢秀明氏が社長を務める芸能事務所・TOBEが、怪しげなコラボを連発し、ファンを心配させている。

同社所属の三宅健は、自身のYouTubeチャンネルで定期的に生配信を行っている。10月12日の配信では、初めてとなる〝スポンサー〟がついたことを喜ばしく報告していた。

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ここで紹介されたのは、120年の歴史を誇る、世界NO.1だという韓国の高麗人参ブランド・ジョンガンジャン（正官庄）の『ホンサム』だ。

三宅は冒頭で商品を紹介し、実食した感想を伝える。味はかなり苦いが、滋養強壮などに効果があるという。概要欄にはリンクが貼ってあり、価格は体験版で3包700円、エブリタイムという製品版では30包1万2480円で販売されている。

動画タイトルも「『ホンサムしてる？』を流行らせたい生配信」と商品を全面に押し出していた。

11月23日には、「飲むだけで瞑想」を謳うリラクゼーションドリンクのPRもしている。

「moment」という商品はニューヨーク生まれで、アダプトゲンなるリラクゼーション成分を配合しているという。三宅は試飲して「リラックスしてきた」などと感想を述べ、配信日の23時59分までは20％オフで購入可能だとスタッフが告げていた。

ファンも心配する怪しさ「ついにそっち系に」

スポンサーとしてPRしたため〝ステマ〟には当たらないが、アイテムが健康食品だっただけに、ファンからは微妙な反応も相次いだ。

アーカイブのコメント欄には《ついにそっち系に…》《怪しい！と思ってショック受けましたが、パックとか女性向けの美容系なら良いかも》《PR案件増やす場合、薬機法とか気をつけて下さいね》といった声が確認できる。ファンも困惑しているようだ。

だがTOBEは社長の滝沢氏が、かねてより怪しげなアイテムを紹介してきた。

2011年11月、当時タレントだった滝沢氏は『はなまるマーケット』（TBS系）で『インフルブロックのどあめ』を紹介した。

滝沢氏は「いいのど飴」として「これからの時期、色んな菌が飛んだりするんで、『喉にマスクを着ける』くらいのイメージの飴だと思うんですけど」「受験生とかこれからのシーズンおすすめです」と絶賛。現在も『ナチュラシアルのど飴』と名前を変えて販売されているが…。

「商品はごぼうの党・奥野卓志党首が経営する会社のひとつ『東洋ライフサービス』で販売されています。1袋30個入り2700円で、のど飴としては高額でしょう。成分について、アナツバメの巣を使用していると公式サイトにつづられています。

説明によると、アナツバメの巣は古来より、中国の皇帝が健康のために食していたとのこと。人間の唾液に含まれるシアル酸が人間の1600倍も含まれているそうですが、ネット上では懐疑的な口コミも少なくありません」（週刊誌記者）

滝沢氏は2018年、ウィル・スミスの息子が立ち上げたミネラルウォーター輸入会社の取締役に就任したという副業疑惑報道があった。何かと健康食品に縁があるようだ。