『新しい学校のリーダーズ』は女子高生の性的搾取? 紅白出場で物議「日本ほんと終わってる」

 

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2023年まで名前も曲も一切知られていなかったが、突然大ブームした『新しい学校のリーダーズ』が議論を巻き起こしている。

それまで知名度が皆無だったグループは、TikTokで首振りダンスが流行り、「海外で評価されている」という設定によって突如日本でも大ブレーク。奇抜なキャラも話題を集め、ついに大みそかの『第74回NHK紅白歌合戦』にも出場を果たした。


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これにより、これまで彼女たちを知らなかった層にも、その名前は大きく知れわたる。紅白で初めて見たという国民には、どういったグループなのかを詮索する動きも相次いだ。

しかし、これによって「新しい学校のリーダーズ」が炎上商法のグループであることもバレてしまい、女性を中心にアンチが急増しているのだ。

「彼女たちの世界観は一言で言うと『狂人』で、見た目やキャラ、自己紹介など、何かやっているのかと心配になるキャラで活動している。サブカル厨にはウケていますが、幅広い支持を獲得するようなグループではないんですよ」(芸能ライター)

「女子高生を性的に消費していいって価値観」

「紅白」以降、ネット上には《奇抜なことをやろうとしてるのは分かるけど、どれも滑り倒してる》《変な声で下ネタ言いまくってる女オタク見てるみたい》《女子学生風のセーラー服を着てる大人が「淫らな目で見られることを望む未成年」みたいなテーマの曲歌うのキモい》《制服着て男を誘惑する性的に奔放な歌詞を歌ってて嫌な気持ちに…。いまだにこの価値観なの日本ほんと終わってる。女子高生を性的に消費していいって価値観キモすぎる》など、かなり辛辣な言葉が並んでいる。

女性を中心に、初めて彼女たちを知った層が猛烈な拒否反応を起こしているのだ。他方で、彼女たちの衣装や世界観には、制服風の衣装が氾濫している日本アイドル界への皮肉という擁護もあるが…。

「新しい学校のリーダーズは大人数アイドルグループへのカウンター。オタク受けするため、制服風衣装で初々しさを無理矢理演じる『AKB48』『乃木坂46』に対し、セーラー服を着ることで方向性の違いを際立たせ、嘲笑っているんですよ。これを批判する層は、『性的搾取やめろ!』と言いながら、乃木坂に憧れたりするので、こうして向こうを張る新しい学校のリーダーズがストレスフルなのでは」(サブカルライター)

『BiSH』の解散に伴い、似たようなグループを売り出したい広告代理店の案件だと言われる「新しい学校のリーダーズ」。代理店の望み通り、見事「BiSH」さながらの炎上商法に成功しているようだ。

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