滝沢秀明氏『TOBE』被災地入りに批判! ファンは美談扱いも「迷惑系ユーチューバーと同じ」

滝沢秀明 

滝沢秀明 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

元日に発生した能登半島地震に関して、一般ボランティアの被災地入りを辞めるよう、国や各自体が強く呼びかけている。そんな中、滝沢秀明氏が社長を務めるTOBEのタレントが現地で炊き出しを行い、批判を呼んでいる。

「1月4日、TOBEのタレントが被災地で炊き出しを行っているとの情報がSNS上で浮上し、ファンがザワつきました。6日には地元紙・北陸中日新聞の朝刊記事で取り上げられ、被災地入りが確実に。訪問したのは三宅健、『Number_i』の神宮寺勇太、『IMP.』でした」(芸能ジャーナリスト)

【関連】滝沢秀明氏『TOBE』が健康食品のPR連発! ファンから困惑の声「そっち系に…」「気をつけて下さい」 ほか

しかし、震災発生後、自治体や国は一般ボランティアの被災地入りを辞めるよう呼びかけている。災害支援は自衛隊や各公共団体が行っており、一般ボランティアまで殺到すると渋滞や二次被害の危険から、却って復興の妨げになるおそれがあるためだ。

石川県は被災地入りどころか問い合わせも控えるよう求め、人手不足などの面から受け入れが困難だとして、個人の支援物資も拒否している。

馳浩県知事もX上で《自衛隊、消防、海上保安庁、警察等の皆さんが人命救助、物資配送、インフラ復旧に力を尽くしてくださっています。まだ被害の全容が確認できていないため、現段階で個人のボランティアは募集していません》《ボランティア募集の開始時期は、Xや県公式サイトなどで発信しますので、3連休中は電話での問い合わせも控えていただけると助かります》などと繰り返し告知。

岸田文雄首相も《限られた輸送ルートに一般の車両が殺到し深刻な渋滞が発生しています》《被災地へ速やかに必要な物資が届けられるよう、できる限り利用を抑制していただく》などと発信している。

TOBEのファンからは美談として感動の声が相次いだが、こうした背景から、被災地入りには批判の声が相次いでしまった。これを受け、TOBE側は8日に文書で今回の経緯を説明している。

滝沢秀明氏率いるTOBEは迷惑系と同じ?

しかし、この説明も不明瞭な点が多く、批判は止まなかった。

ネット上には《石川県ではなく関係各所と濁す時点で、誰の何の許可を得たのかが曖昧》《個人に頼まれて現地入りとか一番しちゃいけない》《これは駄目だと思うよ。石川県は「ボランティアはまだ来ないで」と発信してた》《自治体がまだ来るなと言ってる段階で、なぜ彼らは炊き出しを行なったのか》《このタイミングで行く連中は単に目立ちたがり屋》といった声が噴出している。

中には、《県知事さんは「まだ来ないで」と言ってるのに行っちゃった事を美談にします? 迷惑系YouTuberと同じでは》《完全に迷惑系では》《迷惑系事務所やん》といった厳しい意見も。逮捕歴を持ちながら、パフォーマンスで被災地入りした煉獄コロアキ、へずまりゅうといった迷惑系ユーチューバーと同じだと指摘されている。

「7日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、元自衛隊芸人のやす子が『助かる命も助からない』『行かないでほしいです』など、自衛隊が行う災害支援の妨げになりかねないため、一般人は被災地に行かないよう重ねて警告。カズレーザー、成田悠輔氏、杉村太蔵といった出演者も、『素人とか一般人が気持ちだけで支援まがいみたいなことしても、かえって迷惑になるだけ』『ユーチューバーとかTikTokerが押しかけていくとかってのは問題外』など、被災地入りする人々を批判していました」(地方紙記者)

誰かを助けたいという気持ちは立派なのだが…。

【あわせて読みたい】