中島健人『リビングの松永さん』に共感性羞恥! 菊池風磨のヒット作『ウソ婚』との決定的な違い

中島健人 

中島健人 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

『Sexy Zone』中島健人の主演ドラマ『リビングの松永さん』(フジテレビ系)第1話が1月9日に放送された。あまりにベタな展開に、共感性羞恥を感じる視聴者が続出している。

高校2年生の園田美己(髙橋ひかる)は、家庭の事情で転校することになったが、転校せずに済む方法を模索。その中で、叔父がシェアハウスのオーナーであることが発覚し、卒業までの1年間をシェアハウスで過ごしたいと申し出る。


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シェアハウスには、仕事にストイックな堅物グラフィックデザイナー・松永純(中島)や、ネイリストの大貫朝子(黒川智花)、バーテンダーの鈴木健太郎(向井康二)ら、個性豊かな住人がいた。美己はどうにかシェアハウス暮らしを許してもらい、純は荷ほどきや雑貨の買い出しを手伝い、新生活の準備を進めるのだった。

「面倒見の良い純は、積極的に新生活の準備を手伝っていましたが、やることがいちいちキザなのです。汗で濡れたシャツを美己の前で脱いだり、雨の中、上着を傘代わりにして近づいたりと、その人物像は少女漫画に出てくる男性そのもの。視聴者が共感性羞恥を感じるのも無理はない、ベタベタのラブコメ展開でした」(ドラマライター)

菊池風磨のキャラと『ウソ婚』はピッタリだったのに…

「リビングの松永さん」の放送枠は、フジテレビ系の火曜夜11時からの連ドラ枠。かつて「Sexy Zone」菊池風磨の『ウソ婚』が放送された枠で、共に少女漫画を実写化した作品だ。

「ウソ婚」はヒロインの千堂八重(長濱ねる)が、超モテ敏腕建築士の幼馴染み・夏目匠(菊池)と偽装結婚するベタなラブコメディーで、見逃し配信は累計2200万回再生を突破。ドラマを制作するカンテレ歴代1位の快挙だというが、「リビングの松永さん」との違いはどこにあるのだろうか。

「命運を分けたのは、原作改変の違いでしょう。『ウソ婚』の原作は、際どいシーンが多いオトナ向けの内容でしたが、ドラマ版でそういったシーンは一切なし。代わりにヒロインの言動に一喜一憂する匠をコミカルに描いていました。菊池はバラエティーでも活躍していますし、演じるキャラと一致していたのです。

対して『リビングの松永さん』は中島のセクシーな魅力を活かそうと、女子が喜びそうなベタベタな展開を盛り込んでいるのですが、それが仇になったようです」(同・ライター)

中島といえば、1月8日にグループからの卒業を発表したばかり。Sexy Zoneメンバーとして、最後にベタな恋愛ドラマで花を持たせる意図もあったのかもしれない。

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