実写版【推しの子】不安要素満載! 掘り起こされる『聖闘士星矢』の悲劇 なぜアニメ版は成功したのか?

齋藤飛鳥

齋藤飛鳥 (C)まいじつ 

アニメ化され、世界的に話題となった漫画『【推しの子】』の実写化が1月24日に発表された。案の定、ソーシャルメディアでは炎上状態だ。

実写版【推しの子】はAmazonと東映の共同プロジェクト。2024年冬にPrime Video でドラマシリーズを世界配信。映画が東映配給で劇場公開される。

【関連】「アニソンランキング」ベスト20に不満殺到! 【推しの子】と『宇宙戦艦ヤマト』の間に入った『あの花』にツッコミ ほか

同時にキャストも発表され、アイを齋藤飛鳥、アクアを櫻井海音、ルビーを齊藤なぎさ、有馬かなを原菜乃華、MEMちょをあのが演じると明かされた。

アクアを演じる櫻井は、自身のインスタグラムで《ずっと原作を追っていて大好きな作品だったので、この度アクア役を演じさせていただけることを本当に嬉しく思います》などと意気込みを語っている。

しかし、アニメで知名度が広がった作品だけに、ファンからは《何でもかんでも実写化したがるのなんで?》《推しの子の実写は無理がありすぎる》《コスプレ感がすごい》と疑問の声が続出しているのは言うまでもないだろう。

赤坂アカ「答えを一緒に見届けてほしい」

さらに、漫画原作者の赤坂アカ氏もコメントを発表。

《芸能界を舞台にした推しの子という作品を、漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか。そして出来上がるものはどういうものなのか。私はとても興味があります。皆様もそうではないでしょうか? 是非その答えを一緒に見届けてほしいと思っております》と気持ちを寄せた。

「90分あるアニメ第1話は全国の劇場で先行上映され、配給は角川ANIMATIONが担当しました。そもそも漫画原作は集英社、アニメ映画はKADOKAWAで、2社は製作委員会にも名を連ねています。

さらに製作委員会にはサイバーエージェントの名前もあり、ABEMAで第1話が他ストリーミングサービスに先駆けて、最速配信されました。

今回のドラマ・映画はAmazonと東映が担当。アニメ版とは別のプロジェクトと言えるでしょう。集英社原作で東映の映画といえば、新田真剣佑のハリウッド初主演作である『聖闘士星矢 The Beginning』を思い出してしまいますが、大丈夫なのでしょうか」(映画ライター)

批判的な声も多いが、評価を下すのは実際に作品を見てからの方がいいだろう。

【あわせて読みたい】