【推しの子】は国民的作品? 企業コラボ連発のワケ

(C)Roman Samborskyi/ Shutterstock 

今年4月に放送され、覇権を獲得したアニメ『【推しの子】』(TOKYO MX ほか)が企業コラボを連発。その人気がとどまることを知らない。

赤坂アカと横槍メンゴによる漫画がアニメ化されると、瞬く間に人気に火がついた。衝撃的な第1話や、YOASOBIによるOP主題歌『アイドル』が話題となり、世界的に注目を集めた。

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2024年にはアニメ第2期の放送も決まっており、ますます人気を獲得しそうだが、ここ最近は企業とのコラボが目立ってきた。

11月13日からは、Amazon Musicのキャンペーン「もう聞いた?」シリーズに歌手・鈴木愛理と【推しの子】のアイが登場。またメタ・プラットフォームズ、通称Metaでは11月1日より、MRヘッドセット『Meta Quest 3』の発売にちなんで、【推しの子】とのスペシャルWeb CMが放映されている。

コラボ連発は【推しの子】が国民的作品だから?

ほかにも6月に『ホットペッパービューティー』とのコラボキャンペーン、12月4日からは、ヘアケアブランドのエッセンシャルが【推しの子】の3人組アイドルグループ『B小町』を起用した新CMが放映中。さらに12月12日からは銀だことのコラボたこ焼きも販売される。

「ここまで【推しの子】がCMや宣伝商材として使用されているのには、芸能人のたび重なる不祥事が起因しているのでしょう。旧ジャニーズ事務所タレントや不倫が発覚した『ジャングルポケット』斉藤慎二など、今年は多くの芸能人がCMから姿を消しました。

その点、2次元アイドルで国民的知名度のある【推しの子】のキャラクターは、不祥事が発覚する懸念もナシ。これまでも『エヴァンゲリオン』や『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『東京リベンジャーズ』『SPY×FAMILY』など、覇権作品が企業とのコラボを連発しています」(芸能ライター)

アニメ第2期も覇権を獲得できるだろうか。

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