松本人志陣営の“ウソ”が次々と発覚! 5年前の闇営業問題から何も学ばない芸人たち

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

『ダウンタウン』松本人志の性行為強要疑惑で、芸人側の説明に矛盾が見られる。その様は、5年前の〝闇営業騒動〟をなぞるかのようだ。

1月25日、一連の疑惑をめぐり、衝撃の写真が流出した。FRIDAYが告発女性からの提供として、松本がホテルで行う乱痴気騒ぎの様子を公開したのだ。


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そこに写るのは、仰向けで寝そべりながらスマホを構える松本の姿。女性は松本の体に乗っかっていた。そのインパクトから、写真はネット上で広く拡散されることになる。

だが、その衝撃に隠れて〝証言の矛盾〟という重要な部分は話題から消えてしまっている。

「記事内で証言されているのは、『クロスバー直撃』の渡邊センスが女性を集め、たむらけんじらが参加、女性に3000円のタクシー代を渡して終わったという会があったということ。たむらが自ら言及した週刊文春の第2弾報道と証言が一致しているため、信憑性は高いでしょう」(芸能記者)

FRIDAYの記事では、たむらがパーティー内で「はい! じゃあそろそろ時間なので、1人ずつ気に入った人の名前を言って終わりましょうか」と切り出し、その後、女性を1人ずつ別室へ呼んだという証言が掲載されいている。

そして、最も重要なのは、女性へ「男性陣4人の中で誰が一番良かった?」と問い詰め、「じゃあ、たむけんさんで」と答えると「なんと2人とも松本さんでした~!」と松本に女性を充てがったという証言だ。

思い出される“闇営業騒動”

文春の第2弾報道で名前が出たたむらは、記事について1月10日のラジオで、飲み会の開催自体は「事実」として謝罪した。

他方で、性行為を目的とした集いではないと主張し、松本と女性を2人きりにするよう仕向けたという告発内容は「『たむけんタイム、入りまーす』って、言わないです。人生で言ったことがない」「そんな事実は本当になくて、そもそも松本さんに対しても失礼」「絶対にそんなことはしないです」などと否定していた。

だが今回、FRIDAYが報じた飲み会では、女性が〝性行為アリ〟で集められていたことが明かされたうえ、たむらが「そろそろ時間なので」と、松本に女性を充てがったと告発されている。

文春の告発女性とは別人であるため、「こっちの飲み会では女性を充てがっていない」と言い逃れできるが、苦しい言い訳と言われても仕方ない部分があるだろう。

こうなってくると、『スピードワゴン』小沢一敬が所属する芸能事務所ホリプロコムが、《性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ない》としていたことも大きな疑問が生じる。

こうした矛盾は、後に大きな問題に発展していく可能性を孕んでいる。19年の〝闇営業騒動〟で、たむらは何を学んだのか。

「闇営業騒動の当初、宮迫博之と田村亮は事務所の聞き取りに対し、反社勢力からの金の受け取りはなかったと報告。しかし、事態が大きくなると一転してギャラの受け取りを認め、彼らを信じていた事務所だけでなく、スポンサーも巻き込む大騒動へと発展しました。この嘘は決定的に旗色を悪くし、宮迫は契約解除という実質的な制裁を下されています」(芸能ジャーナリスト)

とはいえ、素直に謝ってすべてを白状すれば、自分だけでなく大先輩の松本を巻き込むことになる。嘘をついても地獄、素直に話しても地獄。飲み会での立ち振る舞いから現在に至るまで、たむらはずっと板挟み状態だ。

松本の裁判で、真実が明らかになるのだろうか。

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