エイベックス松浦勝人会長が語る、経営者としてのサイバー藤田晋社長。「頼んでこない」のにFC町田ゼルビアのスポンサーになった理由

エイベックスの松浦勝人会長が2月28日に自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、サイバーエージェントの藤田晋社長について言及した。サイバーエージェントが手掛けるFC町田ゼルビア(以下、町田)とエイベックスがパートナー契約を結んだ理由も語っている。

2000年頃、サイバーエージェントの上場前に藤田社長と知り合った松浦会長。経営者の中では藤田社長が「一番仲がいいかな」と評価。そして「彼(藤田社長)の方が経営者としては冷静だし優秀」と称え、「僕は経営者というよりもプレイヤーみたいな人だから。見てるとスゴいなと思うよね」と一目置いていると明かした。エンターテインメントの事業を手掛けているという共通点がある藤田社長と松浦会長。松浦会長は2人の違いについて問われるも「完全に違うとかあんまり感じたことないな。藤田が言うんだから間違いないんだろう」と全幅の信頼を置いていると語った。

サイバーエージェントは2018年から町田の経営に乗り出した。一方、松浦会長率いるエイベックスは今年2月、町田とトップパートナー契約を結び、今季ユニフォームの鎖骨部分 にエイベックスのロゴを入れている。松浦会長はスポンサーになった理由について「藤田はそういうの頼んでこないから。でも社員同士でそういう話があったんじゃない?」と言い、エイベックスは1988年に町田市の輸入レコード卸会社としてスタートしゆかりがあることから、最終的に同社の黒岩克巳CEOが契約の判断したのではと考えている。松浦会長は町田の今季開幕戦の観戦に向かう車の中で、町田のスポンサーになることについて「Jリーグの見方が変わる」「応援しがいがある」とも語っていた。

視聴者はコメント欄に「町田ゼルビアもいいスポンサーがついてノリにのってますね!!」「町田ゼルビアサポーターですが、良い動画を見せて頂きました」と投稿。動画を通し、松浦会長とサポーターとの関係性はより深まったようだ。

参考:YouTubeチャンネル『松浦勝人【max matsuura】』

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