フワちゃんの海外移住はキャラに限界を感じたから?元放送作家・長谷川良品氏が考察「アーティストへの転身なども十分あり得る」

元放送作家の長谷川良品氏は、3月21日に自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、YouTuberでタレントのフワちゃんの海外移住宣言について、彼女なりの緻密な戦略があるのではと分析した。

3月17日、フワちゃんんはX(旧Twitter)で「4月から、海外の色々な国で生活してみることにしました!」と発表。翌18日には、月曜日のレギュラーだった日本テレビ系『ヒルナンデス!』の卒業を発表した。

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長谷川氏は、このタイミングでフワちゃんが海外移住する理由を「私の妄想劇場にすぎませんが、これは彼女が賢い人だけに、そのキャラクターに限界を感じたからではないでしょうか」と考察。「どういうことなのかというと、タメ口をきくという無礼キャラというのはインパクトもあって売れやすく、ヒットの法則の一つであることは確かなんですが、実は賞味期限が短いのがネック」と指摘した。

「タメ口キャラというのは基本、上を向いて失礼な物言いをする必要がある。ところがこのまま年を重ね、芸能界でのキャリアも積めば積むほど上を向いてばかりはいられない」と述べ、「そろそろ限界に近いのではないでしょうか。そしてこうしたタレント生命の危機を感じての移住だとしたら、やはり彼女はすごい女性だと思います」と、フワちゃんのキャラを冷静に分析した。

「もしかしたら、あのキャラクターをリセットするための余白づくりのための海外移住、つまりあのキャラクターの“大政奉還”もあると思っていて、数年後には等身大で勝負、しかもシリアスな顔で“実はあの時のキャラ作りはこういう意図があった”などと答え合わせ、過去の自分を物語にして商品化、新たなビジネスを展開するなんてことも考えられる。さらにもっと言うと、デザイナーだとか芸術作品等を手掛けるアーティストへの転身なども十分あり得るのではと睨んでいます」と、キャラ変もあり得ると見立てた。

「海外進出というのも狙いの一つなのかもしれない。ただ海外進出を前面に公にステートメント(発表)してしまうと、失敗した際のダメージは計り知れない。そのためハードルを下げ、遊びを兼ねて見聞を広めるくらいのスタンスにしているのかもしれません」と語り、「だとしたらこれまた侮れないと言いますか、とにかくセルフプロデュース能力にけた強固なブランド作りを熟地した優秀なタレントさんだと思う」と続けた。

視聴者は長谷川氏の分析に新たな気づきを得たようで「飽きられたというレッテルを完全に貼られる前に、海外移住を理由に一旦リセットするのは興味深いやり方ですね」「解説を見て聞いて、フワちゃんの戦略とか今後に向けてとかは、思ってもみなかった事です」とコメントした。

参考:YouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」

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