水原一平氏の学歴詐称疑惑に、ショーンKトレンド入り 「極限まで努力した嘘つきもまた才能」と再評価の流れ

大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏に学歴詐称疑惑が取り沙汰されており、意外な人物がX(旧Twitter)にトレンド入りしている。

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アメリカの複数のメディアによると、大谷選手の代理人弁護士が水原氏の違法賭博関与を明らかにしたという。大谷選手の口座からブックメーカーに450万ドル(およそ6億8,000万円)が送金されていたとのこと。さらに23日、地元メディアは水原氏が卒業したとされるカリフォルニア大リバーサイド校に水原氏の在籍記録がないと報じており、学歴詐称疑惑が浮上している。

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Xでは「こんな人だとは思いませんでした…残念です」「大谷翔平は本当に大丈夫なのかな」「これハメられたんと違う?」「もはや水原一平という名前ですらないかもしれん」などのさまざまな声が寄せられた。

お笑い芸人のスマイリーキクチは「水原一平氏が学歴詐称だという報道。その情報に群がる人達。持ち上げる時は散々上げて、叩く時は一気に叩き潰す」とつづり、「真偽不明な状況でも過ちを犯した人間だと悪評が広がったら攻撃しないと気が済まない。今回ギャンブル依存症が話題になっていますが、感情をコントロールできない怒気依存も問題」と警鐘を鳴らした。

さらに、Xでは同じ学歴詐称疑惑で注目を集めた、ショーンKを思い起こした人が殺到した。経営コンサルタントやコメンテーターとして活躍していたが、『週刊文春』の報道により、米テンプル大学卒業やハーバード・ビジネス・スクールでのMBA(経営学修士)取得など学歴詐称が発覚。さらにコンサルティング会社の経営実態にも疑いがかけられ、ハーフ風の顔立ちにも整形疑惑が浮上。2016年に表舞台から姿を消した。

“ショーンK”というキーワードがトレンド入りし、「もうこれ令和のショーンKやろ」「まだ真実はわからないけど、ショーンKさんを思い出した」などの声が寄せられたほか、「皆がショーンKを嫌いになれないのは、虚構としての自分を作り上げる為にまともに経歴を重ねるのと下手したら変わらないくらい相当頑張っているからなんだよな」「ハーフでもなければ留学経験もないのに英語の発音上手すぎ」「極限まで努力した嘘つきもまた才能」など再評価の声が寄せられた。

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