松本人志の性加害告発女性を虚言と断定したコレコレ動画を元文春記者が検証「コレコレ氏は週刊文春を読んでいない」

『週刊文春』の元記者である赤石晋一郎氏と甚野博則氏が4月10日、自身のYouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』を更新。松本人志の性加害疑惑に関する文春記事を、YouTuberのコレコレ氏が動画内で批判したことに対し、徹底検証を行った。

暴露系YouTuberであるコレコレ氏が自身のYouTubeチャンネルで、30年前に松本人志から被害を受けたという女性と通話した結果、虚偽発言であったと発表した。その女性が証言した「松本さんに無理やり性加害を受けた。次の日いいともがあるので帰れと言われた」などの内容は、写真の日付と実際の日付が合わず“虚言”であり、女性の証言をうのみにして書いた文春の記事もまた、信ぴょう性に欠けるというものだ。

これに対し赤石氏は、女性の証言を検証して日付に関する矛盾点を踏まえた上で「曖昧な事があるというのは事実」と認めた。その上で虚偽としなかった理由を、30年前の記憶に対し「それを虚偽なのか曖昧なのか、というところのポイントが出てくる」と説明。

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文春の記述については「何を書いて何を書かなかったのか」「なぜ部屋での出来事を書いたのか」という、2つのポイントに絞って説明した。

文春には、女性と後日食事に行ったことは書いてあったが、浜田の出産のことや『いいとも』の番組名については、一切書いていないと発言。また、部屋での出来事を書いた理由として、女性が松本のマンションの外観、駐車場の様子、部屋の間取りなどについて詳細な記憶があり、真実相当性があることを挙げた。

続けて甚野氏も、30年前の記憶には曖昧なことや思い違いがあることが大前提であるとし「その時の話の矛盾点を見つけて、それをもって嘘だ虚言だという風に判断はそもそもできない」と語った。

動画の最後で赤石氏は「コレコレ氏は週刊文春を読んでいない」と結論付け、「一応ちゃんと読んでから批判をしましょう」と付け加えた。

動画へのコメントでは、「まっちゃん養護して文春批判する人って基本文春記事を読んでないですよね」「凄い面白い。コレコレさん惜しい、は名言」などといった声が寄せられている。

参考:元文春記者チャンネル (スクープ考察系YouTube)

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