「ワイドナショー」が松本人志に捨て身のエール?元放送作家・長谷川良品氏が分析「完全な裏技といいますか、半ば禁じ手」

元放送作家の長谷川良品氏が、3月27日に自身のYouTubeチャンネルを更新。松本人志がレギュラー出演していたフジテレビ系『ワイドナショー』の24日の放送内容を“松本さんへのエール”と分析した。

松本が『週刊文春』発行元の文藝春秋などを相手取った裁判の第1回口頭弁論が28日に開かれた。裁判を前に松本は25日、76日ぶりにX(旧Twitter)を更新し「(前略)自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです」などとつづった。松本の投稿の前日に当たる24日、『ワイドナショー』は裁判の件を報道。東野幸治は松本の飲み会に参加したセクシー女優の霜月るな、芸人のたむらけんじが記事の誤りを指摘し、その言い分をテレビなど大手メディアで取り上げないことに対して一部で疑問の声が上がっていると伝えた。

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長谷川氏は、24日の同番組について「むしろ松本さんへのエールだと感じます。何しろこれ、ワイドナショーが何をしたのか分かります? 霜月るなさんの主張をなぜテレビは報じないんだと怒っていた方の願いをかなえたんですよ」と語りかけた。

同番組は霜月に裏取りや取材をせず、「こうしたリスクを取ってまで、個人の主張を地上波に乗せたわけです。これ完全な裏技といいますか、半ば禁じ手。個人的には28日に第1回口頭弁論を控えた松本さんに対する捨て身のエールだと感じました」と推察した。

さらにその翌日に松本がXに投稿したことを踏まえ、長谷川氏は「果たしてこれは単なる偶然なんでしょうか。個人的には何か歩調を合わせるような伏線のように感じてしまいました。まだまだ松本さんの影響力は大きいようです」と見た。

視聴者は「自分の主張がかき消され…というのは、ワイドナショーの出演が見送られたことを指してるんでしょうね」など、松本のツイートや『ワイドナショー』の放送内容にリンクする部分があるのではと指摘している。

参考:YouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』

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