『鬼滅の刃・遊郭編』第6話がグロすぎ!? 堕姫の虐殺シーンが物議「子どもに見せられない」

『鬼滅の刃・遊郭編』第6話がグロすぎ!? 堕姫の虐殺シーンが物議「子どもに見せられない」

『鬼滅の刃』1巻(吾峠呼世晴/集英社)

人気アニメ『「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系)の第6話『重なる記憶』が、1月9日に放送された。上弦の陸・堕姫との戦闘が白熱する中、そのグロテスクな描写をめぐって視聴者の間でさまざまな議論が交わされている。

※『鬼滅の刃・遊郭編』最新話の内容に触れています

自身の一部である帯を回収し、本来の力を取り戻した堕姫。炭治郎は彼女と激しいバトルを繰り広げるのだが、そこで物音を聞きつけた町の人間が接近してくる。すると、堕姫は鬼の形相で「うるさいわね」と呟き、周囲を一掃してみせた。

命を蔑ろにする堕姫に激昂し、リミッターが外れたような動きをみせる炭治郎。そのまま首を切る寸前まで追い詰めるのだが、先に身体の限界が訪れてしまう。まさに絶体絶命といった状況で、姿を現したのは禰󠄀豆子だった──。

堕姫の残虐さや激しい争いを表現するためか、今回はグロテスクな描写が盛りだくさん。たとえば堕姫が無差別攻撃を放つシーンでは、炭治郎に駆け寄った人の手が帯によって切断されてしまう。他にも巻き込まれた人々が、瓦礫とともに押しつぶされる映像が挿入されている。

また、禰豆子の戦闘シーンはそれを上回るほどの凄惨さ。堕姫の帯によって、いくども手と足が切断され、血が噴き出す様子が描かれていた。

子ども向けではない? 二極化する評価

緊張感のあるバトルが始まり、残酷なシーンが次々と描写された今回のエピソード。子どもへの悪影響を心配する人も多かったようで、ネット上では《容赦ねーな。ちょっとウチの子どもには見せられないなあ》《子どもに見せるの悩む回だな。グロいのも多いし》《鬼滅グロすぎてちっさい子どもに見せちゃダメだろこれ》《面白いけど子どもには刺激が強すぎるわ》《低年齢層もかなり観てると思うんだが…このグロさ加減はトラウマ的に大丈夫か?》といった声が続出している。

とはいえ、「鬼滅の刃」はもともとグロテスクな表現が多い作品。今回の描写も、あくまで原作準拠の表現となっていた。そのため原作ファンの間では、《欠損描写原作そのままで規制が全くなかった。フジ見直したで》《なかなかグロい。でも原作の描写をアニメで妥協しないのはいい》と原作の表現を守ったフジテレビを賞賛する声も少なくない。

国民的大人気アニメだが、残酷な描写も多い「鬼滅の刃」。このまま地上波で放送を続けることができるのだろうか…。

文=城門まもる
写真=まいじつエンタ