アニメ『ONE PIECE』新OPに伏線!? ロックス・D・ジーベック初登場で…

アニメ『ONE PIECE』新OPに伏線!? ロックス・D・ジーベック初登場で…

『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)

国民的冒険アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)のオープニングが、1月9日放送回から変更されることに。「ワノ国編」の白熱を期待させる新たなオープニングをめぐって、ネット上ではさまざまな感想が上がっているようだ。

前回の放送まで、オープニング曲に使用されていたのは5人組ダンスボーカルグループ『Da-iCE』の『DREAMIN’ ON』。しかし今回放送された第1005話『「氷鬼」の威力! 新たな疫災弾』から、ロックバンド『I Don’t Like Mondays.』の新曲『PAINT』が採用されることとなった。

それにあわせて、アニメーション映像も一新。四皇・カイドウに立ち向かう「麦わらの一味」が描かれた他、「ワノ国編」の主要キャラクターたちが多数登場している。また大迫力の戦闘シーンや、ルフィ、トラファルガー・ロー、ユースタス・キッドたち“最悪の世代”による共闘なども見どころだ。

お祭り感のある映像やロマンを感じさせる楽曲がファンたちの心をつかんだようで、ネット上では《新OP、めっちゃ良かった! キッドとローがルフィ支えるシーン最高ですわ》《映像も歌もマジで大好き。しばらく聞けると思うと嬉しいです》《背中を押される…というか「さあ、行くぞ一緒に!」って感じで最高》などと好評の声が続出している。

オープニング映像に新たな伏線?

新オープニングでは数多くのキャラクターがテンポよく登場するのだが、とくに注目を集めたのが冒頭のシーン。そこでは“白ひげ”ことエドワード・ニューゲート、“海賊王”ゴール・D・ロジャー、赤髪のシャンクスといったレジェンド級の海賊たちが次々と描かれていく。そしてその1人として、ロックス・D・ジーベックのシルエットも…。

ロックスはかつて世界最強とも言われた「ロックス海賊団」の船長だが、原作ではシルエットしか登場しておらず、その正体は謎に包まれている。今のところ分かっているのは、ロックスが「D」の名を持つ海賊であり、「ロックス海賊団」に若き日のカイドウや白ひげ、さらに“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリンが乗船していたことくらいだ。

彼がオープニングに登場するのは、今回が初めてのこと。しかもロジャー、ロックス、シャンクスと連続して描かれているのも匂わせぶり。とくにロックスとシャンクスの間には何らかの関係性があると言われているため、この先の展開を暗示しているのかもしれない。

ネット上のファンたちも、《さりげなくロックス! もしかしてアニメにも出るフラグかしら》《ロックスまで出てくるのは意外だった…》《最初から豪華すぎる面子。しかもロックスまで居るとなると。増々楽しみです》などと盛り上がっている。

アニメオリジナルにて、ロックスの過去エピソードが描き出される可能性は十分あるはず。あるいはシャンクス関連ということで、今年8月公開の劇場版『ONE PIECE FILM RED』に向けた布石とも考えられるだろう。

いずれにしろ、今年も『ONE PIECE』から目を離せない1年になりそうだ。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ