藤原竜也の映画『ノイズ』“原作改変”に呆れ声殺到「理解に苦しむレベル」

藤原竜也 

藤原竜也 (C)まいじつ 

藤原竜也と松山ケンイチが主演を務める映画『ノイズ』が、1月28日より全国の劇場で公開。映画『デスノート』以来となる人気俳優の再共演ということで興行収入などは好調なものの、劇場に足を運んだ人からは酷評が相次いでいるようだ。

同作の舞台は、過疎化が進むのどかな孤島。そこに突如現れた謎の男に家族を狙われた泉圭太(藤原)は、親友の田辺純(松山)と新米警官の守屋真一郎(神木隆之介)と共に、その男を誤って殺してしまう。平穏な生活を守るために、3人は死体を隠蔽することを決意するのだった。

1月31日発表の『国内映画ランキング』(1月29日~30日、興行通信社調べ)で同作は、土日2日間での観客動員約7.7万人、興行収入1億900万円を記録。悪くないスタートを切ったが、ランキングは初登場5位だった。

演技派俳優にお粗末シナリオ…「脚本家がノイズ」

筒井哲也の同名コミックを原作とした映画「ノイズ」。しかし、あらすじの時点で変更点がチラホラとある。例えば映画の舞台は絶海の孤島になっているが、原作だと田園風景が広がる町。またクライマックスなども大きく異なるようで、他にも改変点を上げるとキリがない。

そのため、劇場に足を運んだ人からは、

《何でこんなに良い話をあんなに酷い話にしちゃったのかなぁ。特に松山ケンイチの設定が酷過ぎる。みんな原作読んで!》
《映画『ノイズ』、役者の演技を楽しむ映画としては面白かった。でも原作改変はいただけない。フェリーが行き来するような近海の島でイマドキこんなに閉鎖的なところは無いよね》
《役者が好きな人は高評価。原作が好きな人は低評価。演技はいいけれど原作の独特なテーマを上手く活かしきれてない》
《キャスティングは本当によかった。でもストーリーが原作とぜんぜん違う。映画の脚本家がノイズだよ》
《映画がすこぶる微妙だったノイズの原作が1巻無料だったので読んでみた。映画の「?」なシーンは概ね謎の原作改変。理解に苦しむレベル》

などの酷評が相次いでいる。

高く評価されている原作がありながら、謎の改変で糾弾される作品は少なくない。改変がなければ、ストーリーと俳優の演技共に評価される映画だったのかもしれない…。

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