格闘漫画ファンから熱い注目を集めるアニメ『範馬刃牙』(TOKYO MXほか)の第6話『海の賊』が、2月14日に放送された。その中で描かれたゲバルの海賊らしい一面に、視聴者からは「ジャック・スパロウみたい」という声が上がっている。
※アニメ『範馬刃牙』最新話の内容に触れています
ボクシングの元世界王者アイアン・マイケルは現在、刃牙と同じ「アリゾナ州立刑務所」に収監されていた。しかし彼を快く思わない勢力により、“マウス”という3人組を差し向けられ、ボコボコにされてしまう。
そこへ現れたのが、セカンこと純・ゲバル。アリゾナ州立刑務所で実力No.2と目されている男だ。もともとゲバルは南米の小さな島で海賊として活動していたが、その後は島の独立を目指し、アメリカ合衆国と対立。ビスケット・オリバを倒し、泊を付けるために自ら収監されているという。
アニメ「#範馬刃牙」👊
🔥第6話「海の賊」本日放送🔥TOKYO MX1 23:00~
サンテレビ 24:30~
KBS京都 24:30~
HTB北海道テレビ 26:00~
テレビ愛知 26:45~※HTB北海道テレビ、テレビ愛知の放送時間は通常の放送時間から10分繰り下げに変更となっておりますのでご注意ください pic.twitter.com/PFEZ3JupDn
— アニメ『範馬刃牙』【公式】 (@baki_anime) February 14, 2022
今回の主役となったゲバルは、海賊から革命家というドラマチックな経歴をもつ。その要素が視聴者の厨二心を直撃したようで、ネット上では《ゲバルのこと考えたら考えるだけ好きになっちゃう》《今週のゲバル、海賊っぽくてカッコいい!!》という声が上がっていた。
元ネタとして浮かび上がる大人気キャラ
ネット上では今回のエピソードにより、あらためてゲバルの“元ネタ”が話題になっている模様。もともとゲバルはその名前と、南米の革命家という経歴から、キューバ革命を指導した「チェ・ゲバラ」が元ネタだとされてきた。
しかしその風貌や海賊らしい一面から、ディズニーの人気映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに登場する「ジャック・スパロウ」を連想する人も。今回流れたBGMも、こころなしか『パイレーツ・オブ・カリビアン』のBGMと類似しているため、アニメスタッフも意識していたのかもしれない。
そんなゲバルだが、当初はオリバの強さを強調するための“噛ませ犬”のような印象だったものの、徐々に格が高まりつつある。オリバとゲバル、2人の戦いはどんな結末を迎えるのだろうか。
文=Tら
【画像】
Benzoix / PIXTA