セカオワ・Saoriの政治的発言に賛否「勇気が出た」「35歳にもなって…」

Saori 

Saori (C)Maj.l / Shutterstock

男女4人組バンド『SEKAI NO OWARI』のメンバーSaoriが6月26日、自身のツイッターを更新。選挙システムに対して持論を述べ、ネット上で賛否を呼んでいる。

Saoriは《何で女性の大変さを分かってくれないの?と泣きたくなることが起きる。でも、私だって障害者の方の大変さを知らなかった。私たちは皆、知らず知らずのうちに、誰かを傷つけてしまっている。靴の下で蟻が死んでも気付かれない。声を上げないと何も変わらない。私は選挙に行く》と綴り、投票への決意を新たにした。

さらにフォロワーから多数のコメントが寄せられるとSaoriは《うん、最初は投票システムは難しく感じるけど、「あ、これは嫌だな」とか、「こうして欲しいな」と思う気持ちを導いてくれそうな政党を見つけてみてね。一緒に選挙にいこっ!》《こちらこそです。今回もまた、「うーん、誰に任せたらいいんや!?」と悩みながら、お互い一票投じましょう!》と連投。「いいね」が2万4000件を超える反響を呼んでいる。

「女性の大変さ」に反応するネット民

Saoriの訴えに対し、フォロワーからは

《色々なことに対して勇気が出ました。私も今年から選挙権あるので行きたいと思います!》
《Saoriさん、よくやった! 知らないことによって変わらない問題が沢山あると思います。余計なこと言わずに「選挙に行こう」で終わらせたところは賢いと思いますね》
《気持ちわかります。自分達に出来る最大限の事が一票入れる事だ、と信じて投票したいと思います》
《嬉しいです! こうやって影響ある人が選挙行くって発信してくれて、そこから選挙行ってみたり、投票先を考えたり、今の生活がどう成り立ってる(消費税だったり、女性の事等)か、考えるきっかけになるから、親が伝えるよりすごく影響ある!》

などの反響が寄せられている。しかし一方、ネット上では

《35歳にもなってこの発言はどうなの? 投票システムを難しく感じるって…》
《もしかしてSaoriって今まで選挙に行ったことなかったのかな? 選挙権とったばかりの10代じゃあるまいし投票システムが難しいとは?》
《なんで勝手に女性の代表みたいに語ってるんだろう》
《男性の差別、大変さも理解した方がいい。男なんだからって何回言われたことか》
《女性、男性と括らない方がいいです。括りが大きすぎます》

など、厳しい指摘も寄せられている。

「Saoriは今年3月に情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演した際、幼少期に痴漢被害にあっていたことを告白。『社会から糾弾され、傷付いている女の子たちは多い。男女平等がどれだけ実現されているか示すジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位。システムから変えていく必要があると思っています』と訴えるなど、政治に強い関心を見せていました。しかし、今回はなぜかいきなり女性代表のように語り、いわんや投票システムを『難しく感じる』などとツイートしたことで、アンチを刺激してしまったようです」(芸能ライター)

1票を投じる決意を表明したSaori。今まで選挙に無関心だったファンが、投票へ足を運ぶきっかけになればいいのだが…。

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