『チェンソーマン』第2部のラスボスはデンジ?“最強のデビルハンター”が意味するもの

『チェンソーマン』第2部のラスボスはデンジ?“最強のデビルハンター”が意味するもの

『チェンソーマン』12巻(藤本タツキ/集英社)

『チェンソーマン』の世界において、最強のキャラクターは誰なのか…。そんな疑問に1つの答えを与えてくれるのが、11月2日に『少年ジャンプ+』で公開された最新話だった。というのも、あまりにもデンジが“強すぎる”のだ。

※『チェンソーマン』最新話に触れています

正義の悪魔と契約し、学校の中で暴走するユウコ。一度は三鷹アサによって重傷を負わされるも、謎の力によって復活すると、さらなるパワーアップを遂げて校舎を破壊していく。

第109話『簡単なイジメのなくしかた』では、そんな正義の悪魔の前にデンジが登場。人前で正体をばらしたくない…と自らフリながらも、チェンソーマンに変身し、大立ち回りを演じるのだった。

正義の悪魔は相手の考えを読む能力があるのだが、デンジは戦略などそっちのけで、自分の正体を自然にバラす方法だけを考えていたため、不発という結果に。『幽☆遊☆白書』の有名な戦闘シーン「右ストレートでぶっとばす」のように、読心能力を無効化してみせた。

とはいえ、デンジは浦飯幽助とは違って、戦闘のことすら考えていなかった模様。その状態で正義の悪魔を瞬殺できたということは、よほど戦闘力に差があったのだろう。

作中でも最強格のキャラに

正義の悪魔は腐っても悪魔であり、今のヨル(戦争の悪魔)では敵わなかった実力の持ち主。しかも巨大なカラダへと進化している状態だった。

そんな相手をいとも簡単に倒したデンジに、ネット上では《パワーアップした正義の悪魔すら瞬殺って、デンジ強すぎるな》《巨大化した正義の悪魔を舐めプで圧倒とかデンジくんめちゃ強いな》《デンジ強すぎる、こんなの普通にヨル勝てないだろ》と驚愕の声が相次いでいる。

第2部の設定では、チェンソーマンの存在が世間に広く知れわたり、恐怖心が薄れているようなので、少なからず弱体化していることが予想されていた。しかしどんな理屈なのか、デンジは十分すぎるほどの戦闘力があるようだ。

そもそも第1部の時点で、デンジの戦闘センスが高いことは示されていた。闇の悪魔によって強化されたサンタクロースを圧倒したことからも、それは分かるだろう。

予想できないストーリー展開が続いているが、第2部のデンジはヨルの視点から“ラスボス”として扱われる可能性もある。だとすれば、作中最強の格を与えられていても、おかしくはないが…。

文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ