『ウマ娘』ファンの脳を破壊!“おうまP”のアニメに和氣あず未と徳井青空が出演…

『ウマ娘』ファンの脳を破壊!“おうまP”のアニメに和氣あず未と徳井青空が出演…

『ウマ娘』ファンの脳を破壊!“おうまP”のアニメに和氣あず未と徳井青空が出演… (C)PIXTA

『ウマ娘 プリティーダービー』界隈で、良くも悪くも有名な「おうまP」こと漫画家の田口ケンジが、新たな波乱を巻き起こしている。作画を担当する『異世界ワンターンキル姉さん~姉同伴の異世界生活はじめました~』のアニメ化が決定したのだが、「ウマ娘」ファンの“脳を破壊する”要素があったのだ。

「ウマ娘」声優の起用で広がる波紋

同作は『サンデーうぇぶり』で連載されている原作・このえ、作画・田口ケンジによる異世界漫画。チートスキルをもったブラコンの姉と、最弱ステータスの弟との異世界ライフを描いた作品だ。

アニメ化の企画が進行していることは以前から発表されていたが、10月24日にキービジュアル、ティザームービーなどが公開。追加キャスト情報として、土屋李央、和氣あず未、徳井青空、小原好美、内田雄馬などの抜擢も発表された。

このうち、和氣と徳井は「ウマ娘」出演声優であり、それぞれスペシャルウィーク役、テイエムオペラオー役を担当中。なぜかこのことが「ウマ娘」ファンには衝撃的だったようで、ネット上では《おうまPのアニメにオペラオー声優とか…ええ…》《おうまPが引くほど持ち上げてるスペの声優さんと散々貶したオペラオーの声優さん両方がキャストにいるの、なんという皮肉だろうか》《オペ役の声優もおうまPアニメに参加してるのマジ!?》といった声が相次いでいる。

賛否両論を呼んできた「おうまP」

というのも、作画の田口ケンジは「おうまP」のペンネームで活動しており、「ウマ娘」のファンとして有名。しかしこれまでに、SNS上の言動によって幾度も炎上を経験してきた。

たとえば「ウマ娘」に登場する名馬・ゼンノロブロイについて、「現役当時も今もさほど評価は高くない」とツイートし、激しい反発を招くことに。それ以外にもゴールドシップなど、さまざまな競走馬の評価をめぐって議論を巻き起こしている。

また、「ウマ娘」のファンアートが火種となることも。グランプリ三連覇を果たしたクロノジェネシスにグラスワンダーがマウントをとるイラストや、キングヘイローが戦績でナリタブライアンにマウントをとるイラストなどが、“解釈違い”として批判されてきた。

そして「異世界ワンターンキル姉さん」に関しては、作中に実在の競走馬をもじったような「混沌麗流(コントレイル)」、「愚乱荒愚利亜(グランアレグリア)」という悪役クランが登場。名馬に対するリスペクトを欠いているとして、「ウマ娘」界隈で物議を醸した。

そうした経緯があるため、同作のアニメに「ウマ娘」声優が出演することを許せないファンが続出してしまったようだ。

この先、「ウマ娘」ファンと「おうまP」が和解する日は来るのだろうか…。

文=Tら

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