『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の舞台となるパルデア地方には、全400体のポケモンが生息しているとのこと。いずれも魅力的なデザインばかりだが、新ポケモン・セビエに関しては、好みが大きく分かれてしまうようだ。
注目のドラゴンタイプの新ポケモンだが…
セビエは、ドラゴンとこおりタイプを持った「こおりビレポケモン」。ポケモンずかんの情報によると、岩場や森林に生息しており、背びれには熱を吸収して氷エネルギーに変換する力があるという。
こうして設定だけを見ると至って普通だが、問題はその見た目。あまりにアンバランスなデザインとなっているからだ。
まず、全体的なデザインの特徴としては、米粒のようなシルエットをした二頭身ボディ。頭に比べて胴体がとても小さい。
その一方、顔には巨大かつクッキリと見開いた目がついており、大きな鼻とともに激しい自己主張を繰り広げている。
よく見ると、口元はムッとしたような表情となっており、ある種のチャームポイントなのかもしれない。
人によって好みが分かれるだろうが、SNS上では《セビエだけはマジで生理的に無理》《ネタにできないキモさ》《セビエってリアルにキモいキモリだよな》《セビエは見た目がキモいだけでデデンネほどの愛嬌はないからな~》などと言われてしまっている。
元ネタが「ミニラ」の可能性
初代のバリヤードに始まり、歴代シリーズでは“キモカワイイ”を売りにしたようなポケモンが多数登場してきた。
セビエは極小サイズなので、この枠に入りそうなところだが、ルックスの問題で除外されているのだろうか。
その一方、セビエの見た目には、『ゴジラ』シリーズのミニラが元ネタではないかという説も。同じようにミニサイズで目が異様に大きく、手足の短さもよく似ているからだ。
そしてセビエはセゴール、セグレイブへと進化していくのだが、セグレイブの見た目はかなり怪獣チック。ハッキリ言ってしまえば、ゴジラのオマージュだと思われる。
だとすると、進化前のセビエがゴジラの子であるミニラと似ているのも当然だろう。
ところで今作では、ミミズズやワナイダー、ハルクジラなど、「生理的に無理」と言われがちなポケモンが何種類か存在する。
いずれもこの先の進化がないポケモンであることを思えば、かっこいい進化先が用意されているセビエは、だいぶマシな部類と言えるのかもしれない…。
文=「まいじつエンタ」編集部
【画像】
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