日本漫画界が誇る“画力のバケモノ”こと村田雄介。現在連載中の『ワンパンマン』でもその驚異的な画力は健在だが、1月12日に『となりのヤングジャンプ』で更新された第222話では、思わぬ方向に暴走してしまったようだ。
※『ワンパンマン』最新話の内容に触れています
サイタマを連れ、地下で拘束されているサイコスのもとを訪れたフブキ。そこに姉のタツマキが襲撃してくるのだが、実は2人は裏で結託しており、謎の組織「ツクヨミ」からサイコスをかくまうことが目的だった。
しかしそこで「ツクヨミ」からやってきた人工超能力者が本性を露わにし、フブキとタツマキを始末しようとする。「レベル鬼」の怪人たちが脱走させられ、フブキ組の中にスパイがいたことも判明し、事態は混迷を極めていく──。
となジャン版ワンパンマン、最新話更新されました。是非→[第222話] ワンパンマン – 原作/ONE/漫画/村田雄介 | となりのヤングジャンプ https://t.co/f6qxxdfV1A
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) January 11, 2023
「ツクヨミ」の怪しい動きにサイタマの活躍など、見どころが盛りだくさんとなっていた今回のエピソード。ところがそこで読者の目を奪ったのは、超能力姉妹の肉体美だ。
フブキとタツマキはいずれもボディラインがくっきりと出る服を身につけているが、今回はとりわけその凹凸が激しく強調されることに。元々豊満なフブキはともかく、タツマキまで心なしか“盛られている”ように見える。
原作とはいろいろ違う超能力姉妹
以前から比べると、2人の体つきは徐々に立体感が増してきている印象。さすがに多くの読者がその事実に気づかされたようで、《フェティシズムを詰め込んでる感じがして本当に素晴らしい》《お姉ちゃんのボディライン堪能回になってる》《タツマキの胸が徐々にでかくなっている気がする》《何回見てもいやらしすぎる》《とんでもない姉妹だな》といった声が上がっている。
当然、原作にあたるONE版の「ワンパンマン」ではフブキもタツマキも、これほどセクシーには描かれていなかった。ストーリーの改変などはさておき、この点は村田版ならではの魅力と言えるだろう。
また、2人の描き方が変わったのは見た目だけでなく、この時点ですでにお互いの確執が解消されつつあるのも大きな相違点。その上でタツマキとサイタマが激突するという、原作通りの展開へと上手く復帰しており、原作ファンからも好評のようだ。
ここからタツマキとサイタマのバトルが始まりそうだが、引き続き圧倒的画力で魅了してくれることを期待したい。
文=「まいじつエンタ」編集部
写真=まいじつエンタ