アニメ『ONE PIECE』史上最高の作画!? 神回をさらに超えた超絶クオリティ

アニメ『ONE PIECE』史上最高の作画!? 神回をさらに超えた超絶クオリティ

『ONE PIECE』104巻(尾田栄一郎/集英社)

ワノ国編に入ってからというもの、作画クオリティが圧倒的に高くなっているアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)。1月22日に放送された第1048話『未来へ!ヤマトと大剣豪の誓い』では、“シリーズ史上最高の作画”を更新するシーンが飛び出したようだ。

※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています

今回のハイライトは、なんといっても四皇・カイドウとその娘であるヤマトの戦闘シーンだ。

ヤマトはドクロドーム屋上でカイドウに一騎討ちを挑むのだが、あえなく一蹴されてしまう。しかし幼少期に抱いた“光月おでんへの憧れ”や、勇気ある侍たちとの出会いを回想すると、ふたたび立ち上がっていく。

そして両者は激しい攻防を繰り広げ、2人が放った「雷鳴八卦(らいめいはっけ)」がとてつもない火花を散らすのだった──。

強大な力をもつカイドウとヤマトの親子喧嘩となったが、その迫力を表現するためか、これまでにないほどの作画クオリティに到達。とくに「雷鳴八卦」のシーンでは、最高潮のアニメーションが描き出された。

まるで3DCGのような立体感のある動きや、臨場感のある戦闘のアングル、そしてカイドウとヤマトの生き生きとした表情…。

もはや劇場版を超えているといっても過言ではない“神作画”となっている。

伝説の“第1015話”を超えた瞬間!?

あまりハイレベルだったため、これまでアニメ「ONE PIECE」を見てきた視聴者からは、“シリーズで最高の作画”という評価も。

ネット上では、《過去最高の神作画では…》《過去1で作画凄かったんじゃないか?》《化け物作画きたァァァ! 迫力あり過ぎてテレビまでぶっ壊れそうだ》《雷鳴八卦の作画、過去一ちゃうかコレ!?》《なんやねんこの作画マジで(いい意味で)》といった声が巻き起こっている。

ワノ国編は作画クオリティが高いが、とくにその中でも“最高”とされていたのは、2022年4月24日に放送された第1015話『麦わらのルフィ 海賊王になる男』だ。

同エピソードでは、ルフィが渾身の「業火拳銃(レッドロック)」を放つシーンをめぐり、《最終回って勘違いさせるレベル》《劇場版でも見たことない神作画》と驚嘆するファンが続出していた。

しかし今回のカイドウ対ヤマトの戦いは、そんな伝説の回をも超えたようで、《今日のワンピースは1015話以来の神作画でした》とも騒がれている。

作画のクオリティは申し分ないので、あとは引き伸ばしナシでテンポがいい“神脚本”が実現することを期待するだけだ。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ