ハリポタ炎上が影響!? 人気VTuber・天野ピカミィの電撃引退に憶測飛び交う

ハリポタ炎上が影響!? 人気VTuber・天野ピカミィの電撃引退に憶測飛び交う

ハリポタ炎上が影響!? 人気VTuber・天野ピカミィの電撃引退に憶測飛び交う (C)PIXTA

人気VTuberプロジェクト『VOMS Project』に所属する天野ピカミィが、3月31日をもって活動終了することを報告した。

あまりに突然の発表だったが、その理由について「先日起きた炎上騒動の影響ではないか」と邪推するファンが相次いでいる。

国内外で人気のVTuberが電撃引退!

ピカミィは2020年3月にデビューしたバイリンガルのVTuber。日本語と英語を織り交ぜた配信を行って国内外にファンを増やしており、YouTubeのチャンネル登録者数は65万人を突破している。

3月1日、「VOMS Project」の公式ツイッターアカウントは、そんな彼女に関する「大切なお知らせ」を投稿。グループを卒業するとともに、活動終了を迎えることを発表した。

電撃引退のニュースを知った人々からは、《辞めちゃうの!? 衝撃的すぎて…悲しい…》《今までのVTuberの引退の中で一番ショックかも》《ホロにじ以外で初めてハマったVだけにダメージもデカい》といった声が上がっている。

なお、ピカミィの引退理由は明記されていないものの、運営との間で協議が行われた結果、「前向きな意味で『卒業』という形」をとることになったという。

しかしこの報告に納得できず、モヤモヤとしているファンも多いらしく、“真の引退理由”として『ホグワーツ・レガシー』の炎上騒動を挙げる人が続出していた。

引退理由をめぐって広まる憶測

同作は人気小説『ハリー・ポッター』シリーズを原作としたゲームだが、原作者のJ・K・ローリングがトランスジェンダーの人々を差別する“トランスフォビア”的なスタンスをとっているとして、海外で炎上している。

批判の声は原作者のみならず「ホグワーツ・レガシー」にも及んでおり、一種のキャンセルカルチャーのような様相だ。

そしてピカミィの場合には、配信の枠を立てた時点で攻撃的なツイートが殺到してしまい、配信中止という判断に至っていた。

日本では多くの配信者が同作のゲーム実況を行っているが、ピカミィの視聴者層には海外のネットユーザーが多く含まれていたため、それが仇となったのだろう。

SNS上では、この騒動と引退を結びつける人が続出しており、《ポリコレのハリボタ作者叩きの波及のせいかよ》《怖くて配信者全員ホグワーツ出来なくなるじゃん》《まーた外国の奴らが騒ぎ立てたのかよ》《まじで胸くそすぎんか》《まじでホグワーツ配信で潰されたの? シンプルにかわいそう》と騒がれている。

だが、実際には「ホグワーツ・レガシー」の騒動が引退と関わっている可能性は薄い。

2月10日、「VOMS Project」の3周年記念ポップアップイベントの開催が告知されたが、このイベントの企画時点でピカミィの卒業は決まっていたからだ。

ともあれ、引退と直接関係ないとしても、理不尽な炎上騒ぎの被害に遭ってしまったことは事実。一連の騒動を受けて、ほかの配信者も「ホグワーツ・レガシー」を避けるような流れが生まれるかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

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