『原神』新キャラが弱すぎて炎上! 海外では上方修正を求める運動スタート

『原神』新キャラが弱すぎて炎上! 海外では上方修正を求める運動スタート

『原神』新キャラが弱すぎて炎上! 海外では上方修正を求める運動スタート (C)PIXTA

3月1日、オープンワールドRPG『原神』に新たなプレイアブルキャラクター・ディシアが実装された。かねてよりファンから注目されていたが、その性能があまりにも“弱すぎた”ことから、ネット上で猛反発が巻き起こっている。

「星5で一番弱い」という説も

ディシアは傭兵集団「エルマイト旅団」のメンバーという設定で、屈強にして勇敢な女戦士。昨年8月に実装された新地域「スメール」で初登場し、それ以来、絶大な人気を集めていたのだが、とうとうプレイアブル化されることとなった。

ディシアのキャラクター性能は、サブアタッカー兼サポーターの立ち位置。両手剣と体術を組み合わせた攻撃方法で、元素スキル「熔鉄流獄」や元素爆発「炎哮獅子咬」によって、炎ダメージを相手に与えることができる。

ところがそんなディシアの性能について、SNS上では《性能もうちょっとなんとかならんのか》《キャラが好きだから育ててはいるけど、今のところ全然強さ感じない》《ゲームでここまで上方修正を望んだことはない》《星5の中でディシアが一番弱い》といった酷評の声が。

さらには熱心なファンからは、《ディシア大好きなのにこんな産廃性能で出されたからブチ切れてんだよ》《ディシア産廃なせいで原神のモチベめちゃくちゃ下がった》といった怒りがにじみ出た声すら上がっている。

上方修正によって壊れ性能になったキャラも

ディシアが弱いと言われている理由としては、シンプルな火力の低さ、元素爆発の回転率の低さや、味方のダメージを肩代わりする効果の微妙さなどが挙げられていた。

そのため実装直後から、ディシアの性能を上方修正してほしいとの声が上がることに。海外のファンコミュニティでは、「#FIXDEHYA」というハッシュタグが生まれ、“星5キャラ相当”の強さに修正することを求める運動すら起きている。

ちなみに、「原神」では過去にアップデートで上方修正されたキャラクターも存在した。作中トップクラスの人気を誇る鍾離(しょうり)だ。

鍾離は2020年12月に実装されたのだが、予想外のサポーター枠だった上、当初の性能はかなり微妙。SNS上では、《鍾離持ってると煽られる》《何を思ってこの性能で出そうと思ったのか》とまで言われていた。

ちょっとした炎上騒動に発展したことから、同月にすぐさま「原神」運営は鍾離の性能を調整することを発表。「ゲーム内やSNSなどへ届いた数万件のご意見」をもとにし、ユーザーからのフィードバックを踏まえ、大幅な強化が行われた。そう考えると、キャラクターの強化は十分現実的な話と言えるだろう。

ただ、鍾離は岩神という“七神”と呼ばれる神の1人で、設定上弱いことがありえない立ち位置だった。ほかに上方調整されたキャラクターがいないことからも、その扱いの特別さが分かる。

設定上、修正が“必然”とまでは言えないディシアだが、「原神」運営はどう判断するのだろうか。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

StoryTime Studio / PIXTA