裏遊び炎上に続いて…『あおぎり高校』清楚系VTuberの“差別発言”が物議

裏遊び炎上に続いて…『あおぎり高校』清楚系VTuberの“差別発言”が物議

裏遊び炎上に続いて…『あおぎり高校』清楚系VTuberの“差別発言”が物議 (C)PIXTA

昨年から今年にかけて大ブレイクし、大きな注目を集めているVTuberグループ『あおぎり高校』。同グループに所属する音霊魂子(おとだま・たまこ)が、配信中に差別的な発言を漏らしたとして、ネット上で物議を醸している。

大胆すぎるコンプラNG発言

火種となったのは、音霊が3月12日に行った『【実写】朝からこんなことしていいの・・・?!///』というタイトルの配信。内容は画面に手元を映しながらバナナミルクを作っていくという実写配信だった。

そこで彼女は、バナナを潰すのに苦戦する中で、「しゃもじでバナナつぶすなよ、ていうか!」「しゃもじはご飯入れるやつだろ」などと自問自答のような発言を繰り出す。

そして「分かってるんだよ僕でも」「馬鹿でも僕でも…」という言葉に続いて、朝鮮民族や韓国人に対する差別用語とされている単語を口にしてしまった。

古くから存在する慣用句でもあるため、音霊自身には差別意識はなかったのだろう。しかし、昨今のコンプライアンス的には完全に“NG”にあたる発言。

そのためネット上では、《言いがかりかと思ったらマジじゃん》《普段言ってるから出ちゃうやつですね》《あおぎり高校を潰す気か、魂子》《日本の教育どうなってんだよ》といった声が続出している。

他方で、ファンからは《ただの慣用句に何言ってんだ》《差別と曲解して燃やそうとしてるのはアンチ》と擁護する意見も上がっていた。

なお、批判の声が上がった影響か、問題の動画はアーカイブが非公開となり、現在は閲覧できなくなっている。

立て続けの炎上騒動も本人はノーダメ!?

実は、魂子は今年2月にも炎上騒動が起きたばかり。プライベートで使用している『Steam』アカウントの情報が流出し、男性の友人と配信外でゲームしていたことが発覚したのだ。

2月14日に魂子は、自身のYouTubeチャンネルで涙ながらに謝罪配信を行い、男性は恋人ではなく友人だと説明。しかし裏で遊ぶことを優先した結果、配信活動に影響が出ていたことを打ち明け、ファンたちがお気持ちを表明する騒ぎになっていた。

そうして注目が集まっていた最中、新たに差別発言騒動が飛び出してしまうことに。悪気はなかったとしても、迂闊な言動ではあったかもしれない。

そもそも魂子が所属する「あおぎり高校」は、これまでのアングラ路線からメジャー路線に切り替わりつつある過渡期にある。今年1月、クリエイトリングから、ゲオHD傘下のviviONに移籍することが発表されていた。

また移籍に伴い、運営の規模が拡大すると共に、秋葉原にある住友不動産秋葉原駅前ビルに事務所が移動したとのこと。

このビルは『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』で知られるYostarの事務所があり、かつては『にじさんじ』運営のANYCOLORの事務所があった場所でもある。

輝かしいステップアップの最中に、二度にわたる炎上が生じてしまったのは、災難というほかない。

とはいえ、データ集計サイト『PLAYBOARD』によると、今回物議を醸した魂子の配信には約12万円のスーパーチャットが集まっていた。

2月の炎上以降も金額はほとんど落ちていないため、ファンは離れておらず、“ノーダメ”なのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Sorapop / PIXTA