『プリキュア』初の舞台化に“大きなお友達”ブチギレ!「こういう事じゃない」

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今年で20周年を迎えた人気アニメ「プリキュア」シリーズが『「Dancing☆Starプリキュア」The Stage』として舞台化され、2023年秋に東京と大阪で上演されることが明らかになったが、雲行きがすでに怪しいようだ。

それもそのはず。同作は、我々がよく知るプリキュアの姿とは全く違う姿なのである。

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プリキュアに変身するのは、まさかの男子高校生。彼らのダンスにかける日常と、プリキュアとしての使命をテーマに、舞台ならではの力強いダンス&アクションで心踊る新たなプリキュアの世界を描いたオリジナルストーリーが描かれるようだ。

大きなお友達からは困惑の声が…

この展開に、作品のファンである〝大きなお友達〟からは、《プリキュア世代や親が観たかったプリキュアってこういう事じゃない》《初代の時からプリキュアを応援してるけど、正直観たいとは思わない》《別に「プリキュア」の名を掲げる必要はないように思うのですが…》《本家でも女子高生は3人だけやろ! 日曜の朝から安心して観れるのがプリキュアやろが! 誰得やねん》といったイマイチな反応が。

プリキュアのイメージを崩さないでほしいとの非難が相次いだ。

また、無理やりな設定に違和感を覚えた一部ファンからは《女性キャストで舞台をやってもチケットが売れないからなのではないか》と制作会社の利益至上主義が色濃く出ているのではないかと憶測を呼んでいる。

「初代プリキュアを知っている世代からすると、プリキュア=女子高校生のイメージが強く、あえて男子高校生にしたのは制作会社の企みがあるようにしか思えません。最近のジェンダー配慮も影響しているのでしょう。現に放送中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(TBS系)は、初の女性主人公で好評を博しています。仮面ライダーにも女性ライダーが登場していますし…。

また、2.5次元舞台の女性ファンは多く、その層にもリーチしたい狙いがあるのでしょう。はなから往年のプリキュアファンに刺さる企画を目指していないのだと思います。ただ一方で、プリキュアのコンセプトを考えると、1人くらいは女性キャストを入れてもよかったのではと思うところもありますね」(アニメライター)

はたして男子高校生版プリキュアは、吉と出るか凶と出るか。

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