『どうする家康』阿部寛を無駄遣いで猛批判! 「不倫ドラマかよ」

阿部寛(C)まいじつ

5月21日放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』第19話で武田信玄が死を迎え、信玄演じる阿部寛の出番が終了となった。信玄は死の直前、武田勝頼に大事な言葉を告げて視聴者の感動を誘ったが、視聴者からは午後8時の放送開始直後の「退場」を惜しむ声が続出。阿部目当てで大河を見ていた層の離脱を招いている。

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第19話は放送開始直後から、病に冒され、巨木に背中を預けた武田信玄(阿部)が武田勝頼(眞栄田郷敦)がやりとりする様子を流した。

信玄はせきをしながら「織田との決戦を3年の間、我が死を秘するべし」と指示。織田信長(岡田准一)とは決戦のさなかにあったが悔いを残していたのか、「ここまでか…」と嘆いた。

家康「不倫ネタ」に1話まるまる使う

勝頼は「父上の残された思い、四郎勝頼が成し遂げて見せまする」と告げたが、「それはならん。わしのまねをするな」と、戦は続けなくていいと指示。勝頼の勇姿を「黄泉にて見守る」と告げて目を閉じた。

武田の死を受けて家康の家臣は、武田に奪われた陣地を取り返すべきではと主張。家康は「各地の内情を探れ」と指示した。

オープニングテーマを挟み、ナレーターは「武田信玄死す。そのうわさは瞬く間に各地を駆け巡ったのでございます」と伝えた。また信長は即座に反転攻勢に転じ、敵対勢力の駆逐を始めたと伝えている。

第19話の序盤の序盤で阿部の出番は終わってしまった。これを冷めた目で見ていた視聴者は多かったようだ。

「視聴者からは《阿部寛の圧巻の演技を台無しにする演出……》《武田信玄の死があっさりすぎて、え?って感じ》《信玄だけが頼りの大河だったのに》との声も。

第19話では家康(松本)がお万(松井玲奈)に発情して妊娠させてしまい、瀬名(有村架純)がどう反応するかが話の中心に据えられた。ただ、家康の『不倫ネタ』などどうでもよく、本当は名優・阿部さんを少しでも長く使ってもよかったのでは。ジャニーズファンに寄り過ぎた演出に視聴者は嫌悪感を抱いたようですね」(ドラマライター)

山田孝之、ムロツヨシら演技派俳優はまだ残っているが、視聴率は大丈夫なのか。

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