巨人の「放出・補強」候補をリストアップ! 本命の楽天・安樂智大とトレードされるのは…

原辰徳 

原辰徳  (C)まいじつ 

他球団で活躍した選手の獲得がお家芸の読売ジャイアンツに、シーズン途中での〝電撃補強〟がウワサされている。

「徐々に調子が上がってきたものの、今季の巨人はリリーフ陣の不調により、Aクラス争いがやっとの順位に甘んじている。このままでは、球団初となる同一監督の2年連続Bクラスも充分に可能性があり、課題であるリリーフの補強は急務だろう」(スポーツ紙記者)

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一応、5月には廣岡大志とのトレードでオリックス・バファローズから鈴木康平を獲得したが、防御率は4.70とイマイチ。大事な場面で打たれるケースも目立ち、チームの救世主とはなっていない。

「巨人のチーム防御率は12球団ワーストで、この要因となっているのが、炎上による逆転やリードを許すリリーフ。〝魔の8回〟とのスラングも登場し、弱点が浮き彫りになっている」(同・記者)

そこで、チームは廣岡に次ぐ〝トレード第2弾〟による補強を企てているという。

水面下で驚きのトレード交渉が進行中!? 

「巨人はチーム本塁打12球団ダントツ1位、チーム打率もリーグ2位、得点数は僅差で1位、エラー数も最小と、攻守にわたって野手陣が充足しているのです。出場機会のない有望選手もいますから、これと引き換えにリリーフを任せられる投手獲得を画策しているといいます」(週刊誌記者)

すでに、具体的な名前もリストアップされているようだ。

「可能性が高いのは、ライバルチームの補強に繋がらないパ・リーグの球団。中でも、東北楽天ゴールデンイーグルスの安樂智大は有力でしょう。楽天はチーム防御率リーグ最下位で、チーム打率は12球団ワースト、得点数リーグ5位。貧打に喘いでおり、野手は補強ポイントですから利害が一致します。オリックスの漆原大晟も、すぐに起用できる中継ぎとして名前が挙がっているようです」(同・記者)

他方、気になるのは巨人側の放出選手だ。

「放出が有力視されているのは、二軍で飼い殺しが続いていた松原聖弥。彼は交流戦真っ只中の4日に突如として一軍昇格を果たしたのですが、これは『パ・リーグのチームへのアピール』だと言われていますからね。長打力がありながら出場機会に恵まれない石川慎吾も、トレード要員として需要があるでしょう」(同・記者)

交流戦後、巻き返しを図るためにも補強は急務だが、果たして。

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