大谷翔平のせいでチーム崩壊? 特大ホームラン連発が逆効果に…

大谷翔平

大谷翔平 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

MLB「ロサンゼルス・エンゼルス」に所属する大谷翔平が、今シーズンとんでもない記録を作り続けている。ところが皮肉なことに、あまりにも常人離れした実力がチーム崩壊につながっているようだ。

現地時間2日、エンゼルスVSダイヤモンドバックスが行われた。4連敗中と波に乗れないエンゼルスは、この日も2回表に逆転ツーランを浴びて嫌なムードに。

しかし、これを変えたのが25歳の若手、ミッキー・モニアック。直後の2回裏、彼が逆転3ランを放って勝ち越した。8回裏には、大谷がダメ押しとなる飛距離454フィートの特大ソロホームランを放ち、エンゼルスは5-2で試合に勝利。

【関連】プロ野球“ダメ助っ人”がメジャーで活躍中! 巨人を2カ月で契約解除も… ほか

ヒーローインタビューに応えたモニアックは、ここ最近、毎日のように特大ホームランを打っている大谷に言及。大谷と一緒に打撃練習をすると、自分が12歳の少年のように感じてしまうと自虐。

そして、「一番大事にするべきことは、彼を真似しないようにすること。真似してもあんなに飛ばないし、いい結果もでない」と締めていた。

大谷翔平を真似してチームが崩壊?

「エンゼルスには、大谷以外にもマイク・トラウトという大スターが在籍。チームメイトのアンソニー・レンドンは先日のインタビューで、2人があまりにも凄いため、感覚がマヒしてきたと漏らしています。

まだバリバリ現役のレンドンですが、『50、60歳のころには、彼らと一緒にプレイしていたことを誇らしく思うだろう』と、まるで引退直前のような悟り発言までしていました。

大谷は頼もしい仲間である一方、チームメイトの心を折ってしまう存在なのかもしれません」(週刊誌記者)

今年行われたWBCで大谷とともに日本代表になった山川穂高も、大谷のホームランを間近で見た感想として「マジで野球やめたいです」「競技が違う」と弱音を漏らしていた。

「大谷が絶好調をキープする中で、黒星が増えてきたエンゼルス。その理由は、全員がホームランを狙うため、チームバッティングができていないからだと指摘されています。

事実、2日のダイヤモンドバックス戦は、得点源がすべてホームラン。6月30日のWソックス戦も、チーム全体でホームラン4本を打ちながら、ノーホームランの相手に負けています。

大谷の影響を変に受けて、チームメイトみんなが〝万振りマン〟になっているから、攻撃が機能していないのです」(同・記者)

モニアックの言った「彼を真似しないようにすること」とは、自分への戒めであるとともに、チームメイトへの忠告でもあったのかもしれない。

【あわせて読みたい】