ウマ娘声優は競馬も上手い? 本業よりギャンブルで稼ぐ女性声優たち

ウマ娘声優は競馬も上手い? 本業よりギャンブルで稼ぐ女性声優たち

ウマ娘声優は競馬も上手い? 本業よりギャンブルで稼ぐ女性声優たち (C)PIXTA

『ウマ娘 プリティーダービー』グラスワンダー役としてお馴染みの前田玲奈が、7月16日に自身のツイッターを更新。払い戻し金が約200万円となる万馬券を的中させたことを報告し、話題を呼んでいる。

実は前田以前から、アニメ業界ではギャンブルを得意とする女性声優が目立っていた。その代表格といえる声優たちをご紹介しよう。

ギャンブル趣味から成就した公式案件も

同じウマ娘声優では、マルゼンスキー役のLynnが有名だ。彼女は以前から大の競馬好きであることを公言していたが、そのことを世間に広めたのは、やはり2度の100万円馬券的中だろう。

「まず1回目は2020年の凱旋門賞で、オッズ1010.8倍の3連単が的中。そして2回目は2021年の大阪杯で、この時はマルゼンスキーの血を引くレイパパレが勝利したこともあり、ウマ娘ファンの間でも大きな話題になりました」(アニメ関連誌ライター)

また、『響け!ユーフォニアム』の川島緑輝役などを演じてきた“もえし”こと豊田萌絵は、コロナ禍の自粛期間中にオートレースにドハマり。さらには2020年の日本ダービーから競馬にも手を出し、ファンを驚かせていた。

「声優たちが続々とギャンブルデビューする背景には、やはり仕事に繋がることも大きいのかもしれません。実際にLynnは競馬関連番組に出演、そして豊田もオートレース公式CMのナレーションといった仕事に抜擢されています。やはり主催側も若者層へのイメージアップを狙っているので、彼女たちのような存在は重宝されるのでしょう」(同)

麻雀大好き声優の系譜も

ギャンブル趣味が仕事につながるケースとしては、麻雀好きの声優が顕著。正確にはギャンブルではなくテーブルゲームと言うべきかもしれないが、それはそれとして“雀士”として麻雀番組などで対局する声優もいるほどだ。

「先駆者となったのは、やはり『咲 -Saki-』の宮永咲を演じた植田佳奈ですね。彼女は声優として活躍するかたわら、自宅を雀荘化して声優仲間を招いていました。ちなみに声優仲間の間では、植田の自宅を『雀荘うえだ』と呼んでいたそうです。この頃に声優業界内で麻雀ブームが巻き起こったのも、彼女の影響が大きいでしょう」(同)

植田が麻雀大好き声優の筆頭として名を馳せた後は、実際にプロ雀士として活躍する声優も現れた。『電波女と青春男』の藤和エリオ役などで有名な大亀あすかは、2014年~2022年にかけてプロ雀士として活躍。

また「咲 -Saki-」を見た影響で麻雀を始めたという伊達朱里紗は、2019年に日本プロ麻雀連盟のテストに合格してプロデビューを果たしている。その実力は、強豪ぞろいの『Mリーグ』にてトップクラスの成績を残すほどだ。

珍しいパターンだが、仕事がきっかけでギャンブル趣味がバレてしまうケースもある模様。ラブライブ声優の相良茉優は、以前YouTube上のパチンコ番組『Mr.ジャンボ』にゲスト出演したのだが、初心者だと思われていた彼女だったが「駆け抜け」といったパチンコ用語を連発。

予想以上の“ガチ勢”だったことが発覚し、共演した芸人のジャンボたかおや視聴者を驚かせることに。ちなみに最近もインスタグラムのストーリー機能で、勝ち報告を行っていた。

これもいわゆる“ギャップ萌え”の一種なのだろうか。普段はアイドルのような活動もしている女性声優たちだからこそ、ギャンブルに興じる姿が輝いて見えるのかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

nazarovsergey / PIXTA