元巨人監督・高橋由伸“慶応出身”でも甲子園優勝に複雑…内部進学組と入試組で反応真っ二つ「正直あのノリにはついていけない」

高橋由伸 

高橋由伸  (C)まいじつ 

慶応高校の優勝で終わった夏の甲子園。同校グループの出身者たちはここぞとばかりに湧いているが、大学と高校のOB・OGで温度差が目立つ。

「慶応内部にはカーストが存在しており、幼稚舎から慶応だった者こそが真の塾生という文化がある。慶応大学が内部進学と入試組で派閥のように分かれているという話は、誰しも一度は聞いたことがあるでしょう。今回の優勝も、大学から慶応に入ってきた者と、慶応高校に在籍していた者とで、かなり温度差が目立ちます」(大学関係者)

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この傾向は著名人の反応でも顕著だ。慶応高校を経て慶応大学に進学した内部進学組の『嵐』櫻井翔は、優勝にあたってコメントを発表。同じく慶応高校から大学へ行った加山雄三、石坂浩二、岩田剛典、ミッツ・マングローブ、石原良純らも、母校の優勝に喜びを爆発させるコメントを寄せた。

盛り上がってるのは内部進学者だけ?

一方、慶応大学OBの元巨人監督・高橋由伸氏は、優勝が決まった直後の『news every.』(日本テレビ系)で、「嬉しい反面、僕は同じ神奈川の別の高校出身ですから、ちょっと複雑なところも正直あります」と本音を吐露している。

愛着が湧かないのか、野球関係者でありながら、さほどピンときていない様子だった。

ネット上にも、《外部からのOBだが、正直あのノリにはついていけない》《慶応は外部生を二級市民のように扱う》《私の周囲でも大学の内部進学の人はすごく盛り上がっていたが、大学から入った人は盛り上がっていなかった》《内部と外部で人種差別があるのは慶応くらい》といった声が。

やはり、内部進学と大学からの入学者では、受け止め方が全く違うようだ。

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