ノコル・二宮和也がポンコツに…『VIVANT』脚本崩壊で最終回に不安! ガバガバ要素満載でツッコミどころ増加

嵐 二宮和也 

嵐 二宮和也 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

9月10日放送の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)第9話で、二宮和也が演じるバルカ共和国の国際テロ組織「テント」のナンバー2・ノコルが突如〝ポンコツ化〟したと話題になっている。

第9話では、テントがテロや犯罪行為を請け負う理由が判明。得た収益で、純度99パーセントのフローライト(蛍石)が産出する土地を購入し、半永久的に孤児たちを救う活動を続けるためだった。

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乃木(堺雅人)は、土地を購入するためにテロ行為を行わなくとも、別班の機密情報を使った株の取引で儲けようと、テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)やノコルたちに提案する。

別班の機密情報を元に、株式の信用取引を利用して〝空売り〟しようというのだ。ストップ安を2~3日続けたら、目標金額に達するだろうと推測した。

するとこの提案に、ノコルは「そんなことができるのか?」「信用取引?」「ストップ安?」と聞きなれない単語に怪訝な表情を浮かべる。

乃木はグラスとお茶を使って空売りのシステムを丁寧に説明。勝機があると踏んだベキはゴーサインを出し、乃木は見事に結果を出すのだった。

「ノコルはテントのナンバー2で、フローライトの土地購入に関することなど、経営面でテントの重要な役割に就いている。当然、株式のことくらい知っているかと思ったら、基本中の基本すら知らないというポンコツぶりでした。

メタ視点で見ると、視聴者に株のシステムを説明するために〝ポンコツ質問役〟を担当することになったので、急におばかに見えてきてしまったのでしょう…」(ドラマライター)

物理的に会社に潜入する天才ハッカー

ただ、同じく日曜劇場の『下町ロケット』や『半沢直樹』では、専門用語はテロップやナレーションで済まされることもある。

例え、バルカで生まれ育ったノコルになじみがなくとも、頭脳系キャラを守るためにもテロップ処理をしてほしかったところだ。

「公式によると第8話でノコルが色白である理由が判明すると言われていましたが、未だに明確な描写はありません。ですが第8・9話から読み取るに、恐らく色白な理由は、ノコルがオフィスワーカーだから。

前線に出て戦うより、幹部として内部で働いていることが多いことを示しているのでしょう。なのでなおさら、株の素養が全くなくてキャラ崩壊しています」(同)

多くの伏線を張り巡らしている『VIVANT』。綿密なストーリーに見えるが、意外とこのようにガバガバな点は多い。

「これまでに、世界最強のハッカーが物理的に会社に潜入して、監視カメラにバッチリ顔を撮影されたこともありました。第9話ではほかにも、テントのマークに乃木家の家紋が使用された理由が、ベキの部下のちょっとした提案だとも明かされています。わざわざこんな身元バレバレなマークを秘密組織が採用するのも、どう考えてもおかしな話です」(同)

最終回が少し心配になってくるが、果たしてどうなるだろうか。

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