新作ゲーム『アーマード・コア6』に爆売れ疑惑! PC版だけで売上130万本とのデータ飛び交う

新作ゲーム『アーマード・コア6』に爆売れ疑惑! PC版だけで売上130万本とのデータ飛び交う

新作ゲーム『アーマード・コア6』に爆売れ疑惑! PC版だけで売上130万本とのデータ飛び交う (C)PIXTA

人気メカアクションシリーズの最新作『アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン』(アーマード・コア6)が、想像以上に売れているかもしれないと話題に。今のところ国内外で高く評価されているゲームだが、どこまで人気を維持できるのだろうか。

「AC6」PC版だけで売上130万本!?

話題になったのは、ゲーム業界のデータなどを扱う海外サイト『Video Game Insights』で示された売上。これによると「AC6」は、『Steam』のPC版だけで約130万本もの売上を叩き出しているのだという。

「Steam」が売上を公開したわけではなく、あくまで「VG Insights」独自の推定データということだが、そこまでの数字が見積もられるほどの話題性があるというのは確かだ。

実際に「AC6」はリリース直後、Steam上で最大同時接続数15万人超を記録しているため、累計の売り上げが130万本に達していてもおかしくはない。

「PlayStation版の売上と合せると、合計で200万本には到達しているのではないか…との指摘もあるようです。実際に『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』も発売からわずか10日で全世界累計売上200万本を突破していたので、あり得ない話ではないでしょう。

ただでさえ『フロム・ソフトウェア』のゲームは、昨年の『エルデンリング』の成功で世界的に注目度が増しているので」(ゲーム誌ライター)

海外チャートで「AC6」が大幅ダウン!?

スタートダッシュには成功した様子の「AC6」だが、一方で今後の人気の維持を考えると懸念すべき要素もあるという…。

「『VG Insights』で公開されたデータでは、『AC6』の平均プレイ時間が4.8時間であることも示されていました。ちょうど初心者がじっくりやって、チャプター1のボスに差し掛かるあたりでしょうか。

今作はいわゆるボス戦が高い難易度に設定されており、わかりやすくプレイヤーが乗り越えるべき“壁”になっているので、途中で挫折してしまう人もるのかもしれません。一部のボスの難易度については、先日のアップデートで改善されたようですが…」(同)

海外でも人気があり、UKのゲーム売上チャートでもリリース直後は1位にランクインしていた「AC6」。しかしその後、約1週間でランクが大幅ダウンし、20位にまで下がってしまっている。

海外ではやはり『ベセスダ・ソフトワークス』の完全新規タイトルである『Starfield』の注目度が高く、そちらに人々の関心が移ってしまった形だろうか。

「AC6」は口コミでじわじわと伸びるタイプのゲームではないように思われるので、ここから盛り返すのは難しいだろうか。アップデートによる新コンテンツの追加といった、ふたたび人々の関心を引くような起爆剤があれば良いのだが…。

文=「まいじつエンタ」編集部

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