滝沢秀明“キス強要”は紛れもない事実のはずだが…週刊誌報道に「真実ではない内容」とブチギレした理由がわからない

滝沢秀明 

滝沢秀明 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

TOBE社長の滝沢秀明氏が、珍しく怒りをあらわにした。だがその言葉に、疑いの目が向けられている。

滝沢氏をめぐっては9月22日、ある女性週刊誌のWEB版に、ジャニーズ時代の疑惑が掲載された。

ジャニーズは現在、性加害問題で揺れに揺れているが、副社長として運営に深く関わっていた滝沢氏は完全に沈黙。これに関し、記事では滝沢氏がタレント時代、後輩にキスを強要していたことがつづられていた。

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記事内にはジャニーズ性加害当事者の会・平本淳也代表も登場し、記者の取材に《ブログに(ジャニーズJr.から)そういうメッセージが送られてきたのは事実です。滝沢はキスが好きなんですよ。強制的にキスをさせるって》とコメント。自身の元にも、滝沢氏からの被害談が寄せられているというものだった。

しかし、滝沢氏は23日、自身のX(旧・Twitter)で《許されない記事が出ました》《真実ではない内容》《断固として否定させて頂きます》など、週刊誌・ニュースサイトを実名で批判した。

これを受け、平本会長も当事者の会公式サイトに声明を発表し、《誤解》《責めるつもりも追及する気もない》などとして、滝沢氏に謝罪した。

“断固否定”も動かぬ証拠が拡散される

報道を強く否定した滝沢氏だったが、これにX上から《テレビなどで語ってませんでしたか?》《テレビ番組で自分から発信してた発言が事実無根ってすごいこと言い出した》《滝沢キッスはテレビでご自身も認めてますけど…》といったツッコミが噴出。実は滝沢氏、今回否定した内容を自ら語った過去がある。

「2016年7月8日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した滝沢氏は、後輩がケンカをした後、〝仲直りの儀式〟としてキスさせていることが発覚。『キスぐらいしろよっ! みたいなのは言ってますね』と自身でも認めているのです。

18年7月19日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(同系)でも、『(仲直りが)僕の前だけになるのが嫌』『その壁を越えよう』『(仲直りのキスをしろと)言いました』などと自身で発言。ちなみに、番組内でこれを証言したのは、現在はTOBEに所属する北山宏光と三宅健でした」(テレビ誌記者)

一連の発言は、X上で動画が拡散されている。これにより、一体何が事実と異なるのかと、疑問と疑惑が広がっているのだ。

「滝沢氏は《時間軸のねじれ》としたが、複数の番組で自ら明かしている上、動画でも証拠が残っている。少なくとも、後輩にキスを強要していたのは揺るがない真実であり、どの部分を否定したかったのかは疑問です。

もしも、後輩も同意の上だったからハラスメント・加害行為にはあたらないと言うのなら、認識が甘すぎる。こうした行為は当人がどう思うかの問題だし、面と向かって嫌だと言いづらい上下関係を利用している以上はセクハラに他ならない。

いずれにしても釈然としない一方的な否定であり、これでは、自身に不利な報道を封じるため、強い姿勢を示すことでマスコミの萎縮を狙ったと見られても仕方ない」(芸能ジャーナリスト)

強い言葉で否定した滝沢氏、慌てて釈明した平本代表、両者の間で一体何があったのだろう。謎は深まるばかりだ。

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