日本テレビの“ジャニーズ愛”は不滅? 櫻井翔『news zero』続投決定で現場はぬか喜び

櫻井翔 

櫻井翔 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

早くもテレビ界は『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)のご機嫌うかがいをしているようだ。

とくに「民放イチのジャニーズ局」と呼ばれた日本テレビのベッタリぶりは、過去とどう違うのか疑問に思うほど。

「『ジャニーズWEST』が改名し、『WEST.』にしたことを夕方ニュースのトップで扱う偏向ぶり。もともと想像できた名前だし、それをトップニュースで扱うことは、もはや宣伝です」(アイドルライター)


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とにかく日本テレビのスマイルへの気遣いは、社長直々だから恐れ入る。10月23日、石澤顕社長の定例会見がおこなわれたが、櫻井翔の『news zero』降板説に触れ、編成担当の福田博之専務は「そのような事実はございません」とコメント。石澤社長も「変更ということは現時点ではありません」と強調した。

「櫻井の来年3月降板説は、10月発売のスポーツ紙T紙の報道がキッカケ。櫻井のキャスターの資質を問題視し、局と話し合いの末、降板が決まったと書いたのです。正直、旧ジャニーズでなければ、櫻井をキャスターとして使う局はあったのでしょうか」(前出・アイドルライター)

15年キャスターを務めても進歩せず

2006年10月、改題前の『NEWS ZERO』の月曜日キャスターとして登場。すでに15年以上も経過している。

「『全然進歩がない』というのがスタッフの評価。現在、MCは有働由美子ですが、その前の村尾信尚氏(元大蔵官僚、現大学教授)がMCの際、『櫻井キャスター』といったり『櫻井クン』と呼ぶなど、露骨に軽視していました。櫻井のキャスター力を知っていたからでしょう」(同)

実は櫻井の降板に関しては、T紙より早く芸能サイトAが9月に記事にしていた。

サイトAは、《これまで櫻井のコメントはほとんどカンペを作らないといけませんでしたし、外での取材となれば、段取りや質問内容を全てスタッフが作成し、櫻井はそれに沿うだけ。櫻井に主体的な動きはなく、スタッフの下ごしらえと準備が大きな負担になっていました》と述べている。

櫻井のカンペはあまりに有名だし、取材も行かずに自分が取材したように語るのも知られた話だ。

「櫻井の3月降板説が出たとき、現場スタッフは大喜びでした。でも石澤社長の発言で続投でしょう。不滅のジャニーズ愛です」(テレビ関係者)

日本テレビはジャニーズ局改め「スマイル局」になるようだ。

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