『24時間テレビ』放送直後に会見…日本テレビと旧ジャニーズの関係はどうなるのか?

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性加害問題で社名変更を余儀なくされたジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)の信用はすっかり地の底だが、日本テレビとの縁はいまもなお深いようだ。

10月23日に日本テレビの定例社長会見が行われ、石澤顕社長が性加害問題への取り組みを聞くためにSMILE-UP.を訪問したことが明かされた。

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さらに『news zero』キャスター・櫻井翔の降板疑惑について「現時点ではありません」と否定。『ザ!鉄腕!DASH!!』の準レギュラーの岸優太も続投する考えを示した。

「起用する側であるはずのテレビ局が、なぜわざわざ会社を訪問したのでしょうか。本来なら起用される側のSMILE-UP.がテレビ局へ足を運ぶべきでしょう。これではまるで、日本テレビがSMILE-UP.に恩を売っているかのようです」(芸能ライター)

音楽番組はOKでも報道番組はNG?

また、日本テレビは櫻井の音楽番組司会も続投するようだ。日本テレビは毎年の年末『ベストアーティスト』を放送するのが恒例となっている。櫻井は14年連続で総合司会を務めており、今年も続投する方針だと『東スポ』が報じている。

旧ジャニーズ事務所への風あたりが強いにもかかわらず、櫻井を続投するのは忖度と思われても仕方がない。ネット上には《百歩譲って音楽特番はまだ良いとして『news zero』は降板すべき》《櫻井翔が悪いわけではないのは大前提として、ニュースを伝える人がそれでいいの?》といった声が後を絶たない。

「今にして思えば、8月下旬に放送された『24時間テレビ』の後に、性加害問題の再発防止特別チームによる会見が行われたことも、共存共栄の道を模索した結果だったのかもしれません。もともとマンネリ化していた『24時間テレビ』の視聴率低迷を乗り越える策として〝わざと〟9月の頭に会見を持ってきたのではないか…。今回の一件をもとに、そういった疑いの声も上がっています」(同・ライター)

続投はいいとして、番組の視聴率は稼げるのか。

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