太田光も激怒! 元『SMAP』マネージャー、現『新しい地図』社長・飯島三智氏の異常な現場介入「みんなイライラしてる」

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新しい地図  (C)まいじつ 

10月21日放送の『週刊フジテレビ批評』特別編で証言された、旧ジャニーズ事務所をめぐる〝圧力〟の存在。その主が元『SMAP』マネージャーの飯島三智氏であることは、今や論を俟たない事実だ。

番組は圧力をめぐる実態として、旧ジャニーズ事務所所属タレントの逮捕情報をいち早くキャッチし、他社に先駆けて報道する準備をしていながら「報道と編成との協議と調整が行われた」という記者の証言を紹介。これにより、「他社よりも遅くなってしまった」「一番先だと思っていたのに遅れを取る結果となり正直がっかりした」と、報道現場への介入があったことを明かした。


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タレントの実名は明かされなかったが、これは、2001年に逮捕された元『SMAP』稲垣吾郎を指していることが確実だ。

元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏は2018年5月1日のブログで、《当然、逮捕されているので「容疑者」と「一瞬は」僕たちも読んだんですよね。で、それに激怒したのが飯島さんという女性マネージャーさんで「SMAPの担当」として非常に強い力と影響力を持っていた方でした》《徹底的に怒ってきて、僕たちがどれだけ「そう呼ぶことに決まってるんですよ…」と説明しても取り付くシマがない》と暴露していた。

また《彼女はSMAPのマネージャーとしてだけではなく、香取さんや草なぎさんらが出演していた「いいとも」を通じて、バーニングの周防さんやタモリさんの事務所の田辺さんととても親しかったので、そこからも圧力をかけてきてどうしようもなくなっちゃいました。さらには「もうSMAPを『SMAP×SMAP』に出させない!」と言ってきたんです。これには参りました》とも明かしており、番組内の証言と合致している。

現場に介入するとはなんとも強引だが、飯島氏のこうした傲慢な手は、平然と行われていた。実際、問題視されている〝圧力〟について、彼女の関与を示す証言はいくつも上がっている。

飯島三智氏の説明も求めないとおかしい

「飯島さんは異常なまでに現場へ介入することで知られ、2015年に公開された木村拓哉さん主演の『HERO』劇場版では、脚本担当・福田靖さんの台本に大量の直しを要求。当時、ヒロイン役の松たか子さんが妊娠中だったため、撮影が1カ月ほど余計にかかる混乱が生じました」(映画関係者)

この体質は退社後も健在だった。2018年2月に『爆笑問題』の太田光が、『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で飯島氏からの〝要求〟を告発している。

太田は香取慎吾・草彅剛・稲垣吾郎の主演映画『クソ野郎と美しき世界』で監督・脚本を担当するも、公開2カ月前になっても撮影に入らず、「ロケハンも朝5時起きで夜中まで」「俺もう大変なんだから! ギリギリ!」「みんなイライラしてる」などと現場の混乱を暴露した。

この原因が他ならぬ飯島氏で、「脚本に文句つけてきた」とぶちまけ、挙句の果てに大喧嘩になったことも明かしている。

「飯島氏は『一度怒ると止まらない』と有名で、『SMAP』を連れて現場から帰ろうとすることもしょっちゅうだった。メンバーが『いや帰らねぇよ。俺らいるよ』となだめるも、『もうメンバー連れて帰ります!』と、NHK『紅白歌合戦』の現場から引き上げる場面も目撃されていました」(芸能誌記者)

現在、一部報道はジャニーズ事務所元副社長である白波瀬傑氏に対し、「辞めたら許されるのか」「逃げ得」などと執拗な説明を求めている。だが、飯島氏の過去の悪事が不問にされている以上、〝辞めたら許される〟風潮を作っているのはメディア自身だろう。

性加害問題については諸説あるが、少なくとも圧力について、飯島氏の関与は決定的だろう。彼女を追及しない以上、メディアの姿勢は「業界から圧力をなくすため」「業界の闇を正したい」という使命感ではなく、「ジャニーズを攻撃したいだけ」と取られても仕方がない。

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