『いちばんすきな花』恋愛フラグにドラマファンが落胆 “男女の間に友情は成立しない”が答えに?

画/彩賀ゆう (C)まいじつ  

11月9日放送のドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)第5話で、恋愛フラグが立ち、一部ドラマファンがガッカリしている。

「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマに、潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)という全く違う人生を送ってきた4人が交錯するオリジナル作品。

第5話では、4人の関係性に変化が。夜々が不意に「紅葉くん。ゆくえさんのこと好きですよね?」と紅葉へ質問。紅葉が「椿くんのことも夜々ちゃんのことも、さっき一緒にいた友達もみんな好きですけど」と返答すると、夜々は「みんな好きの『好き』と、違う『好き』だと思いますけど」と追究し、紅葉にゆくえが好きだと自覚させようとする。

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一方、夜々は深夜に椿を誘って2人でコンビニに買い出しへ。椿から「今度は4人で来よう」とサラっと言われ、複雑そうな表情を浮かべていた。

第5話にして答えが出てしまったのか…

こうした恋愛フラグが盛り込まれたということは、〝男女の友情は成立しない〟ということ。この結論をめぐり、一部のドラマファンが失望している。

「そもそもこの4人は、学生のときに2人組を作ることや、恋人との2人だけの関係性など、それぞれが〝2人〟という単位に苦手意識を持っている人達。そうして余った1人が4人集まったことで、〝4人でいること〟〝性別に囚われない関係〟を肯定してきました。

しかし今回のエピソードでは、紅葉はゆくえを、夜々が椿を異性として意識する描写が取り入れられてしまった。となると、これまで着実に築いてきた〝男女の友情は成立する〟というイデオロギーに反し、純粋な友人としての4人を見ていたかった思いが打ち砕かれてしまったのです」(芸能ライター)

例え今後カップルが成立しなかったとしても、恋愛要素を入れたことは帳消しにならなそうだ。

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