元SMAPマネージャー・飯島三智氏の責任についに言及! 爆笑問題・太田光がタブーに切り込む「なに息を潜めてんだよ!」

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新しい地図  (C)まいじつ 

旧ジャニーズ事務所の元幹部だった飯島三智氏の説明責任を問う声が、ついに芸能界からも上がりはじめた。

声を上げたのは『爆笑問題』の太田光だ。11月14日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、大晦日放送の『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手にコメントする。


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性加害問題により、旧ジャニーズ事務所から1組も出場しないことに、「あからさまだよねNHKもなぁ」「お前ら散々さぁ…どうなんだよって思うよ本当に」「お前らあからさまだなって俺は思うけどね、イチ視聴者としては」など、NHKの手のひら返しに苦言を呈した。

さらに、放送中の朝ドラ『ブギウギ』に元『SMAP』草彅剛が出演していることを引き合いに、「何?『先に(ジャニーズ事務所を)出りゃ(NHKに)出れちゃうの?』みたいな感じすんじゃん」と〝辞めれば許される〟という風潮にチクリ。

そして「なんかさぁ、飯島呼んで来いよ!みたいな感じもすんじゃん」「『飯島なに息を潜めてんだよ!』みたいなさぁ!」と、現在は草彅らが所属する事務所の社長を務める飯島氏の召還を求めたのだ。

この発言に、ネット上からは《会見して貰いたい。Jr管轄してたのに、息を潜めていらっしゃる》《問題発覚前に辞めてる人は無効!なんてよくよく考えたら都合の良いあまりにも勝手な言い分ですよね》《事務所のことをよく知っている、何なら事務所の力で圧力をかけてたであろう飯島氏が、知らないでは通らないと思う》など、賛同が多く寄せられている。

どうやら世間の人々も、未だに知らぬ存ぜぬを決め込む飯島氏の姿勢には納得がいかないようだ。

太田自身も飯島氏の被害者だった?

「退社前の飯島氏は次期社長最右翼の幹部。『SMAP』中国コンサートに同行して現地で要人待遇を受けたほか、ジャニー喜多川氏が晩年に寵愛した佐藤勝利・中山優馬らのマネジメントを直々に託されるなど、ジャニー氏からの信頼も厚かった。その立場を考えれば、元副社長・白波瀬傑氏の説明が求められているように、飯島氏も性加害について『何か知っているのでは』と説明を求められても無理はない」(芸能記者)

百歩譲って性加害問題にノータッチだったとしても、圧力疑惑に関しては各証言から関与が明らかだ。

その一部は、10月21日にフジテレビで放送された旧ジャニーズ事務所をめぐる検証特番だ。番組は社員の証言として、事務所所属タレントの逮捕情報をいち早くキャッチし、他社に先駆けて報道する準備をしていたという過去を紹介する。

しかし後に、「報道と編成との協議と調整が行われた」と証言され、「他社よりも遅くなってしまった」「一番先だと思っていたのに遅れを取る結果となり、正直がっかりした」と現場への介入があったと認められた。

これは2001年に逮捕された稲垣吾郎を差していると見て間違いないが、ここで権力を振るったのが、当時『SMAP』を担当していた飯島氏だ。

元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏は、2018年5月1日のブログで《激怒したのが飯島さんという女性マネージャーさんで「SMAPの担当」として非常に強い力と影響力を持っていた方でした》《バーニングの周防さんやタモリさんの事務所の田辺さんととても親しかったので、そこからも圧力をかけてきてどうしようもなくなっちゃいました。さらには「もうSMAPを『SMAP×SMAP』に出させない!」と言ってきたんです。これには参りました》などと暴露している。

太田自身も18年2月6日の「爆笑問題カーボーイ」で、『新しい地図』主演映画の脚本を務めた際、飯島氏が「脚本に文句つけてきた」と暴露している。

「飯島氏のイメージは『ジャニーズ事務所を追い出された悲劇のヒロイン』かもしれないですが、その実態は異なる。辞めたから同情されているだけで、彼女も次期社長の座をめぐる権力闘争の過程で無茶苦茶な振る舞いをしていたのです」(芸能プロ関係者)

BBCがジャニー氏の性加害問題を取り上げなければ、国内メディアは沈黙し続けたのだろうか。

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