ホロライブ新人VTuber・一条莉々華が禁断のユニコーンイジり？「男としゃべったことない女なんてほぼいない」　（C）PIXTA

今年9月に『ホロライブプロダクション』からデビューした新人VTuber・一条莉々華の発言が、思わぬ形で波紋を呼んでいる。配信上で「ユニコーン」と呼ばれるファンたちの存在に言及したことで、一部から反発の声が相次いでしまったようだ。

雑談配信内でユニコーンに言及

一条は、「ホロライブプロダクション」傘下で立ち上げられた新グループ『hololive DEV_IS』の初期メンバーとしてデビュー。5人組音楽アーティストVTuberグループ『ReGLOSS』の一員としても活躍する、「新進気鋭の女社長」というVTuberだ。

12月9日に、デビュー3カ月を記念した雑談配信を実施したが、そこでとある話題をめぐって火種が生まれることになった。

一条は報告として、ゲームコミュニティ『VAULTROOM』とプロゲーミングチーム『Crazy Raccoon』が開催しているストリーマーイベント『VCR GTA2』（スト鯖GTA2）への参加が決まったことを説明。これはさまざまな界隈の配信者たちが同じサーバーに集まり、『グランド・セフト・オートV』で仮想生活を行うというもので、男女混合のイベントとなる。

そこで一条は、いわゆるガチ恋勢のファンや、推しが異性と絡むことに拒絶反応を示す「ユニコーン」と呼ばれるファンに気配りし、《ごめんね、もしこれでかなしい気持ちになる人がいたらごめんやけど、でも信じてほしい莉々華のことを》《大丈夫よ、裏切らないよ絶対に》と勇気づける発言を繰り出した。

また、異性との絡みへの抵抗感を減らすためか、《冷静に考えてほしい本当に》《この世の中ね、男の人としゃべったことない女の人なんてほぼいないんだから》と主張したり、《その方が本当の彼氏っぽくない？》《男を知らない女に好き好きって言われるよりさあ、「色んな男を知ってるけどお前が好きだわ」の方がいいやろ絶対に》と語ったりする場面もあった。

ユニコーンというタブーに切り込んだ結果…

「『ホロライブ』ファンにはガチ恋勢やユニコーンのファンが多いと以前から指摘されていましたが、一条はそんな環境をしっかり理解していたようです。『VCR GTA2』への参加でユニコーンが去っていくことを懸念しており、《これでツノ折れちゃったらまたツノハメなおすから安心して》《ユニコーンいてほしい》などと、ファンに訴えかけていました。

しかしこうした言動が、むしろ“ユニコーンをネタにしている”と受け取られてしまい、一部ファンの逆鱗に触れたようです。また、ポロリと飛び出した『色んな男を知ってるけどお前が好きだわ』という考え方についても、衝撃を受けるファンが続出していました。

『ホロライブ』の他メンバーは、直接的にユニコーンの存在をイジることがあまりないので、刺激が強すぎたのかもしれません」（VTuberライター）

配信アーカイブのコメント欄は荒れ模様となっており、《ホロ見ててユニコーン弄りしてるの初めて聞いた》《会社に所属する以上発言はあなた自身だけが影響があると思わないで欲しい》といった厳しい意見が殺到。

その一方で、《はっきり言って好印象を受けたので応援します。リグロスは自由であって欲しいと思います》《こういうリグロスの今までのホロライブとは一線を引いてる感じが好き》といった好意的な反応も。一条が「ホロライブ」本体ではなく、新グループ「ReGLOSS」のメンバーであることから、別の路線を期待する人もいるのかもしれない。

なお、一条は一度去っていったユニコーンを、ASMR配信によって取り戻すことも視野に入れているようで、冗談めかして《ツノの刺し直しをしたい》《ASMRで復活するから大丈夫》とも語っていた。しかし「ホロライブ」にはASMR配信を積極的に行っているVTuberも多く所属しているため、ますます火に油を注いでしまうことに…。

アンタッチャブルな扱いだったユニコーンが表立って話題になったことで、「ホロライブ」にも新たな風が吹き込むかもしれない。

文＝「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Kostiantyn Postumitenko / PIXTA