オズワルド伊藤が先輩芸人の“イキリ発言”にイラッ!?『M-1』敗者復活戦ルール改正について本音「ハライチさんのせいです」

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

今年から改正された『M-1グランプリ』の敗者復活戦ルールについて、当事者の1人である『オズワルド』が触れた。

2015年に『M-1』が復活して以来、敗者復活戦は、戦いの様子をテレビ中継して、視聴者が面白かったと思うコンビにネットで投票。一番票を獲得したコンビが決勝の舞台に立つシステムだった。

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しかし今年から、会場にいる観客のみが投票権を持ち、さらにその投票で勝ち上がってきた芸人を、有識者の芸人が審査するというシステムに。いわば、ライトなファンを排除して、本当のお笑い好きだけが審査できる玄人向けのシステムだ。

「これまで敗者復活戦はそのシステムから、ネタの面白さではなく人気投票になっていると揶揄されていました。お笑いファンからだけでなく、芸人の中でもそのような声があがっていたために、ルールが変わったのでしょう」(芸能ライター)

このルール改正に触れたのが、昨年の『M-1』で敗者復活戦から勝ち上がったオズワルド。12月13日深夜に放送されたラジオ番組『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で、自分たちも昨年に〝人気投票〟で勝ち上がってきたと揶揄されたと明かした。

昨年は『令和ロマン』のほうが圧倒的にウケていたものの、知名度の差でオズワルドに票が集まったと指摘されており、オズワルドの2人は「去年のオズワルドのせいで敗者復活のシステムが変わったと言われている…」と落ち込んだ様子を見せる。

「さすがに傷つくよ」「われわれも人間なんでやめてもらっていいですか」とショックを受けていることを明かしつつ、システム上、知名度があるコンビが確かに有利であったことも告白した。

ハライチ・岩井勇気のイキリ発言を根に持つ

しかしそのうえで最後に、伊藤俊介は「みんな勘違いしてるのよ。オレらのせいでシステムが変わったとか違いますから。システムが変わったのは、『ハライチ』さんが敗者復活で上がって変なネタしたから。ハライチさんのせいです! ハライチさんを攻撃してください」とお願い。

さらに「ハライチさんが変なネタをした後に、岩井(勇気)さんがツイッターで『やっぱ新ネタは楽しいな~』とツイートしてたんですよ。だからあれはハライチさんのせい」と、2021年に敗者復活戦を勝ち上がった『ハライチ』を揶揄するのだった。

「一見、冗談風な伊藤の〝責任なすりつけ発言〟ですが、割と本音も入っているようでしたね。岩井の『やっぱ新ネタは楽しいな~』とSNSでイキった発言を2年経過した今もちゃんと覚えているあたり、当時、伊藤が相当ムカついていたことが想像できます。

ちなみに当時、岩井はほかにも『ネタは前日に考えた』『当日に1時間だけ稽古した』などの発言を繰り返していました」(同・ライター)

しかし結果は、決勝で9位。武勇伝などではなく、言い訳でしかないため、特に拡散されることはなかった。ただ、誰も覚えていなかったこの発言を、伊藤はしっかりと覚えていたわけだ。

「伊藤は今回、M-1準決勝で敗退したが、まだ日の目を浴びていない先輩が多数決勝に進出したため、悔しさよりも嬉しさが上回ったと明かしています。となると、2021年にハライチが『金属バット』を差し置いて決勝進出したことをどのように思っていたのでしょうか」(同)

2018年に『プラスマイナス』を差し置いて『ミキ』が決勝進出した時点で、すぐにルールを改正するべきだったことだろう。

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