吉本劇場“鎖国”で他事務所排除のウワサ 所属芸人からも苦言「本当なら愚策も愚策」

Ned Snowman

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吉本興業に所属するお笑いコンビ『めぞん』の吉野裕介が1月25日、自身のXで「吉本の方針で他事務所の人を呼べない」とツイートし、物議を醸している。

吉野はXのサブアカウントで、他事務所の芸人の名前を出し、《なんかよしもとの方針で色々あって主催ライブに他事務所の人を呼べなくなりそうです。こたけをキモいコーナーライブに呼ぶことが叶わなくなりました。ごめんね。こたけ》とポスト。

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また、2013年の『R-1ぐらんぷり』王者で、吉本所属の三浦マイルドも《これ芸人間でも噂になってるけど正式なアナウンスあったんですかね?? 本当なら愚策も愚策》などと、このウワサに触れ、事務所を批判した。

「神保町よしもと漫才劇場は24日、3月の公演スケジュールを公開しましたが、たしかに吉本所属のタレントばかり。突然の鎖国宣言に、お笑いファンだけでなく、他事務所の芸人からも疑問の声が上がっています。吉本からの正式なアナウンスはありませんが、『ダウンタウン』松本人志の騒動と関係しているのでしょうか」(お笑いライター)

吉本に囁かれる鎖国のウワサ

神保町よしもと漫才劇場では、1月11日に吉本のコンビ『ゼロカン』主催の『東京5年目交流会』を開催。劇場には吉本芸人のほか、マセキ芸能社、太田プロダクションワタナベエンターテイメントの芸人らが出演し、事務所の垣根を越えて同期の絆を深めたばかりだった。

「2023年の『M-1グランプリ』は、吉本所属の『令和ロマン』が優勝、ケイダッシュステージの『ヤーレンズ』は1票差で準優勝だった。この2組は、別事務所ながら毎月合同ライブを開催しており、切磋琢磨した間柄。今回のウワサが本当で、他事務所との交流を禁止するという理由ならば、三浦マイルドの言う通り、愚策と言わざるを得ない」(同・ライター)

芸人と客のニーズを完全無視する吉本興業の方針に、ネット上は大荒れ状態。なぜ今になって鎖国令が敷かれたのか。謎は深まるばかりだ。

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