元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高が2月27日、自身のYouTubeチャンネル『具志堅用高のネクストチャレンジ』を更新。元スーパーフライ級世界王者の川島郭志とともに、那須川天心について語った。
那須川はキックボクシング無敗のまま、2023年4月にプロボクシングに転向。デビューから3連勝し、3月1日には日本スーパーバンタム級4位にランクインした。
那須川らキックボクシングからボクシングへの転向が続いていることについて、川島は「キック出身の強い選手、人気のある選手たちがボクシングに来てくれると、ボクシングもまた人気が出ますし、ありがたいですよね」と好感を示した。具志堅も「これからキック出身の選手がボクシングに入ってくる可能性も高い」と展望を語った。
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キック出身の選手がボクシングに適応することについて、「場馴れはしてますよね。何十戦も（試合を経験）しているところが、ボクシングで結果を出せる（要素の）ひとつだと思います」と川島。そして、具志堅は「みんなが盛り上がってるから、早めにタイトルマッチやるよ」と期待を込めた。ただ那須川は階級について明確でないことから、「スーパーバンタムなのか、バンタムなのか、（階級適性が）私には見えないんですよね」と懸念点も示した。
そして、2022年に『THE MATCH 2022』で東京ドームのメインを張っている那須川を、具志堅は「スター選手ってのは大事だね。いかにお客を呼ぶっていうのは。強くてもスターじゃないとダメなんだよね」と評価し、「天心さんは誰よりもスターなのよ」と活躍に期待を寄せた。
動画ではこの他に、K-1からボクシングに転向した武居由樹、ボクシングへの転向を期待するムエタイ選手・吉成名高について意見を交わした。